ノモス グラスヒュッテ オリオン 腕時計

ノモス グラスヒュッテは、ドイツを代表する時計メーカーとして知られています。「時計の町」と呼ばれるグラスヒュッテで生まれたノモスは、洗練されたシンプルなデザインや、高度な技術で造られる機能性が特徴です。高級時計の中でも価格がリーズナブルなため、人気を集めています。ノモスは1906年に創業され、長年受け継がれてきた伝統と技術でさまざまなモデルを生み出してきました。今回は、人気モデルの中でも、上品なデザインが目をひく「オリオン」を紹介します。

・ノモス グラスヒュッテの歴史

ノモスは、グイド・ミュラー氏により、1906年に創立されました。ノモスが生まれたドイツのグラスヒュッテは、かつて鉱山を主産業としていましたが、資源が枯渇したため徐々に衰退していきました。しかし、転機が訪れたのは18世紀頃。ドイツ時計の名門である「ランゲ&ゾーネ」の創業者によりこの地に時計工房が開かれ、時計づくりの技術が広まりました。もともと鉱山資源を加工する精密機械会社が多かったため、町での一貫生産を行い、順調に成長していきます。 世界大戦の影響で閉鎖状態に追い込まれますが、1992年にローランド・シュヴェルトナー氏によって再興されました。その際、ノモスからノモス グラスヒュッテへと名前を変えるとともに、デザインにシンプルさを追求しはじめました。さまざまなモデルを生み出したノモスは、世界的に有名な時計メーカーとなったのです。

・ノモス グランヒュッテの魅力

ノモスの時計には、どのモデルにも共通する3つの魅力があります。シンプルなデザイン、機能性、リーズナブルさです。シンプルなデザインは、ただ簡素というわけではなく、無駄なものをあえて削ぎ落とし、洗練された美しさを持ち、世界的な賞を受賞しています。また、デザインだけではなく、高精度なノモスオリジナルのムーブメントをはじめ、見やすさを追求し、細部にまでこだわった字盤など機能性も見逃せません。これほどまでに高い品質をもつノモスですが、高級腕時計の中ではリーズナブルな価格です。工場の24時間稼働体制をはじめ、共有パーツを多くしたり、組み立てを簡略化するといった生産体制だけではなく、宣伝も無駄を省く事でリーズナブルな価格を実現させています。

・ノモス グランヒュッテ オリオンとは？

ノモスには、タンジェントやタンゴマット、ラドウィグなど数々の人気モデルがありますが、中でも注目したいのがオリオン。シンプルなデザインが特徴のノモスですが、極限にまで無駄を省いたオリオンは、特に洗練されたシンプルなデザインになっています。湾曲した風防をはじめ、ラグやケースなどは曲線を意識したディテールとなっていて、時計をつけた際、腕によく馴染み、美しい円を描きます。また、高精度の自社製ムーブメントを搭載し、機能美も追求されているのです。

・オリオンは着け心地とエレガントさが魅力

ノモスのフラッグシップモデルであるタンジェントの直線的なデザインに対し、真逆の曲線を意識した特徴的なディティールをもつオリオン。腕につけた時の曲線美は、エレガントさや繊細さを演出してくれます。また、ノモスの中でも特にシンプルなデザインは、流行に流されず、長く愛用できる時計です。オリオンは、タンジェントにつぐ、ノモスの顔と言われています。ノモスのデザイナーの多くがオリオンシリーズを着用していると聞けば、人気のほどがわかりますね。