セイコー スピリット 腕時計
国産腕時計としてもメンズ腕時計としても、圧倒的な知名度を誇るのがセイコーです。ただ、そのセイコーもさまざまなブランドを展開しています。そのひとつがスピリットです。デザインと性能の両方を追求されたブランドで、シンプルな仕様に加えてクラシカルな雰囲気が魅力となっています。
腕時計にもトレンドというものがありますが、セイコーのスピリットはトレンドに左右されることなく、長く使っていくことができます。カジュアルからビジネスシーンまで、さまざまな場面で活躍してくれるでしょう。シンプルでもおしゃれに見えて、さらに機能性や品質も重視したいという理想を叶えてくれます。
よく知られており人気があるものとしては、ソーラー電波時計の愛好家から絶大な支持を得ているスマートSBTM183やサラリーマンがビジネスシーンで重宝するスマートSBPX063が挙げられます。セイコーならではの先進的な技術が盛り込まれているスピリットなのですが、惜しまれつつも2017年3月頃に廃止されました。現在ではセイコーセレクションという名前で再編されています。
新品 セイコー スピリット 腕時計
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世界が認めたセイコーのクォーツ時計
誰もが知る高級腕時計というと、海外ブランドのものを思い浮かべる人が多いかもしれません。しかし日本のメーカーでも、世界に名を轟かせている時計が存在します。そのひとつがセイコーです。セイコーには世界中の有名時計メーカーに引けを取らない技術力があり、その技術を搭載した腕時計の代表が、誰にでも手の届きやすい価格帯のスピリッツシリーズです。時計としての精度は最高級クラスと言われていて、長い間日本人に愛されてきました。そんなスピリッツの魅力や種類を詳しく見ていきましょう。
・クォーツ時計が世界を震撼させた
セイコーの名を世界中に知らしめるきっかけとなったのは、クォーツ時計の開発にあります。もともと海外の高級ブランド時計は、複雑で繊細な機械式時計が主流でした。職人の手によって作り上げられる機械式時計は、技術力や職人の腕が品質に直結し、時計そのものの価値も上がっていったのです。そこに登場したのが、セイコーによる水晶の振動を活用して時計を動かすクォーツ時計です。水晶の振動による時計は昔から作られてはいましたが、腕時計サイズに小型化することに成功したのは、セイコーが初めてでした。当時のセイコークォーツ時計の精度は高く、日差約0.2秒・月差約5秒と、機械式時計を圧倒的に上回る精度だったのです。クォーツ時計が工場で量産できる体制になると、精度の高い腕時計が安価で手に入るようになり、今までの高級機械式時計の存在を脅かすようになりました。そしてセイコーの中でも、精度が高く安価なシリーズの代表がスピリットであり、世界中に広く浸透していったのです。
・大人への第一歩として選ぶ人も多い
海外メーカーが誇る高級時計は価格も高く、若い人たちが気軽に手に出来るものではありません。しかし大人への第一歩として、きちんとした時計を身に着けたいと考える人は少なくないでしょう。そんな時に選ばれているのが、セイコースピリットシリーズです。機能・品質・デザインのトータルバランスに優れているスピリットは、男性だけでなく女性用の腕時計も多く、様々なシーンで活躍する時計となっています。
例えば、シリーズには男性用・女性用・ペアウォッチなどがあり、他にもソーラー時計・ソーラー電波時計といった先端技術が搭載されている商品も次々と登場しています。特に魅力的なのは、機能が充実しているのに加えて、価格帯が手の届きやすい値段に設定されているということです。コストパフォーマンスに非常に優れているスピリットシリーズは、大人への第一歩として相応しい国産時計と言えるでしょう。
・世界も認めた技術力のセイコースピリットはトータルバランスに優れた腕時計
日本を代表する時計メーカーのセイコーは、かつてクォーツ腕時計の開発によって世界中に名を轟かせました。海外メーカーの機械式高級時計を上回る精度をもったクォーツ時計は、時計としての機能を十分に備えているだけでなく、価格面でも手の届きやすい存在です。大人への第一歩として、機能・品質・デザインのトータルバランスに優れているセイコースピリットを選ぶ人は多く、男性用・女性用・ペアウォッチなど多くの商品が揃っている魅力的なシリーズとなっています。
セイコーについての豆知識
1881創業
国産腕時計として日本国内はもちろん、日本の職人が持つ技術力に魅了された海外の愛好家からも人気が高いのが1881年に誕生したセイコーです。 知名度が高い腕時計のブランドが誕生するのはスイスが多いですが、スイスを発祥地として誕生したブランドの多くが1900年代初頭に誕生しているものの、セイコーは1881年の時点で既に創業していたため世界的に見てもいかに歴史が古い腕時計メーカーであるのかがわかります。
SEIKO5
早い段階から優れた設計とデザインが施されていたため1911年にスイスに市場を拡大させたところ、スイスをはじめとする世界各国で大ヒットを連発し特にSEIKO5というモデルはコンクールで栄誉ある賞を総なめにしたり、ブランドの存在感を確固たるものにするきっかけになりました。
世界初クォーツ式の腕時計
元来腕時計は使用前などに手でゼンマイを巻き上げて腕に装着する手動巻きの製品のみでしたが、今日では主流になっている電池を使用して駆動させるクォーツ式の腕時計を初めて販売したのもセイコーの偉業です。長い年月にわたり第一線を走ってきた国産腕時計ブランドのセイコーの中で、世界に最も大きな驚きを与えたモデルが1969年に世界で初めて発売されたクォーツ式のアストロンです。クォーツ式の場合5秒から8秒間が誤差として扱われていましたが、アストロンは1ヶ月間で僅か3秒しか誤差が生じないという著しい正確性を有していました。その後、オリンピックでアスリートの記録を計測するためのタイムキーパーとして採用されたり、ブランドが有している技術力を全て結集して作られたグランドセイコーを旗揚げするなど、腕時計を愛する愛好家達にとって憧れの存在となって歩みを続けています。
優れたデザイン
腕に着用した際にどのような場所に訪れても溶け込む事ができるデザイン性の中に、実直に製品開発に向き合って生み出されたムーブメントが搭載されているという物づくりへの姿勢に対して多くの方々が尊敬の念を抱いていますし、数多くの高級腕時計ブランドを排出しているスイスからも直々に認められています。
世界で初めてGPS機能とソーラー機能
実用性とデザイン性を意識しつつ、最先端の技術と仕組みを用いながら製品開発を進めていく様子は今日においても変わっておらず、世界で初めてGPS機能とソーラー機能を搭載させたモデルを発表したり、ゼンマイで駆動しているもののクォーツ式の腕時計と変わらぬ正確性を有しているモデルがあります。