ブローバ 腕時計
ブローバの歴史は、1875年に遡ります。創業者であるジョセフ・ブローバは23歳の若さでニューヨークに小さな宝石店を開き、1911年には懐中時計やクロックの製造・販売を開始しました。大きな反響を得たことにより、ここからブローバは大手時計ブランドへと大きく発展していきます。
ブローバの時計が広く認知されたのは、ジョセフ・ブローバの性格や思考が反映されています。彼は経営者であると同時に熟練した技術者であり、リスクや失敗を恐れずに挑戦する心を持ち合わせた発明者でもありました。その情熱や新しいアイデアを生み出し続けるという向上心はブランドの基盤となっています。量より品質を求め、より高い完璧性を常に追い求めていました。「革新」という言葉を体現したかのような斬新なデザインや、腕へのフィット感を求めた腕時計は多くの人に愛されています。
ブローバの技術が広く認められていたことは、歴史にも残っています。当時、宇宙開発に力を入れていたアメリカの宇宙船、アポロ11号が月面に残した科学機器にはブローバが発表したアキュトロンのシステムが使われていました。大統領専用機「エアー・フォースワン」にもブローバの時計が搭載されているといいます。ブローバの高い技術力は世界で認められ、広く称賛されているのです。高い技術に加えて新しいデザインを生み出し続けるブローバは、今も世界中のファンを魅了しています。