ラドーの魅力をTWCが徹底解説します!2021年新作モデルにも注目!
スイスの名門ブランドのひとつであるラドーは、コストパフォーマンスと時計の耐久性の高さが高評価を得ています。特にハイテクセラミックスを使用したモデルは人気があります。
今回はラドーの魅力の説明と人気モデルの紹介をしていきます。2021年に登場した新作やコラボレーションモデルにも注目してください。
【時計に素材の革命を起こした!ラドーの魅力と時計の評判】
ラドーは、1917年にスイスで創業しました。世界で初めてハードメタルやハイテクセラミックスを取り入れた腕時計を開発しています。
ここでは、ラドーの時計の評判と魅力を紹介します。ラドーの時計の価格相場についても注目していきます。
■ラドーはどんなブランド?歴史を紹介
1917年に創業したラドーは、長年ムーブメント作りを専門にしていました。ラドーが腕時計を製造するのは、1956年以降です。
ラドーは1962年に世界で初めてハードメタルを使用した腕時計「ダイヤスター」を発表しました。ダイヤスターはこれまでの時計と比較しても、特に丈夫で傷に強い腕時計になります。
1986年には世界で初めてハイテクセラミックスを「インテグラル」のブレスレットの素材に使用しています。豊富なデザインと軽くて丈夫なケースを持つラドーの腕時計は、評判も良くなっていきました。
■ラドーの魅力は素材にあり!ラドーの時計の評判
ラドーの時計は、中高年を中心に評判が高いのが特徴です。昭和の高度成長期の頃にテレビの景品で登場することが多かったラドーの時計は、50代以上の方から「スイス製の高級腕時」というイメージを持たれるようになっています。
ラドーは世界で初めてハイテクセラミックスを時計に取り入れてからは、独自の技術の採用と追求をはじめました。通常ハイテクセラミックスの色はブラックが多いのですが、レッド、ホワイト、イエローなどカラフルなハイテクセラミック製ケースを開発しています。
ラドーは、ドレスウォッチからカジュアルなスポーツウォッチまでデザインの幅も広いです。時計マニアを中心に若い世代の評判も高くなっています。
■ラドーの時計の値段は?高いコストパフォーマンス
スイスの高級時計は、1本100万円を超えるブランドが少なくありません。ラドーの時計の値段は、ブランドの希望小売価格で20万円~50万円です。
ラドーの時計は、中古でも大きく値上がりすることは少ない傾向にあります。丈夫で壊れにくいラドーの時計は、値段よりも品質の良さが目立つコストパフォーマンスの高いブランドです。
【2021年も大注目!ラドーのキャプテンクック4選】
ラドーのキャプテンクックは、1962年に誕生したダイバーズウォッチのコレクションです。一時は製造されていませんでしたが、2017年に改良を加えて再登場しました。
2021年にラドーは、キャプテンクックの新作を発表しました。ここでは、ラドーのキャプテンクックの2021年新作モデルを紹介していきます。
■ラドー キャプテンクック 2021年新作モデルの魅力
ラドーのキャプテンクックのケースサイズは当初37mmでしたが、2019年には42mmのモデルが登場しています。2021年の新作モデルは、43mmにサイズアップしました。
ラドーのキャプテンクックは、ケースの厚さも14.6mmあります。ケースとブレスレットを繋ぐラグが急な角度になっているので、つけたときに圧迫感を感じにくいのが特徴です。
■ラドー キャプテンクック High-Tech セラミック R32128202商品ページはこちら
ラドー キャプテンクック High-Tech セラミック R32128202の仕様:
直径:43mm
ムーブメント:自動巻き(キャリバー03.734.731)
パワーリザーブ:約80時間
防水:30気圧(300m)
ブルーの逆回転防止ベゼルとインナーベゼルが鮮やかなモデルです。中心部がスケルトンになった文字盤からは、ムーブメントが見えます。
ケースとブレスレットに使用しているのは、グレーのプラズマハイテクセラミックスです。ケースの裏側からもムーブメントが見えるようになっています。
■ラドー キャプテンクック High-Tech セラミック R32127162商品ページはこちら
ラドー キャプテンクック High-Tech セラミック R32127162の仕様:
直径:43mm
ムーブメント:自動巻き(キャリバー03.734.731)
パワーリザーブ:約80時間
防水:30気圧(300m)
ブラックのインナーベゼルにゴールドで縁取られた針とインデックスを組み合わせたモデルです。透明な文字盤から見えるムーブメントのパーツも落ち着いた色になっています。
ブラックのプラズマハイテクセラミックス製のケースとブレスレットは、力強い印象です。紫色の丸にゴールドの錨(いかり)を組み合わせたラドーのロゴマークもクールな印象を与えます。
■ラドー キャプテンクック High-Tech セラミック R32127152商品ページはこちら
ラドー キャプテンクック High-Tech セラミック R32127152の仕様:
直径:43mm
ムーブメント:自動巻き(キャリバー03.734.731)
パワーリザーブ:約80時間
防水:30気圧(300m)
ブラックの逆回転防止ベゼルにホワイトのエッジを組み合わせたモデルです。ホワイトで縁取られた針とインデックスは少し大きく見えます。
ケースとブレスレットは、ブラックのプラズマハイテクセラミックス製です。ケースの表側と裏側の両方からムーブメントの動きを見ることができます。
■ラドー キャプテンクック オートマティック ブロンズ R32504407商品ページはこちら
ラドー キャプテンクック オートマティック ブロンズ R32504407の仕様:
直径:42mm
ムーブメント:自動巻き(キャリバー03.763.035)
パワーリザーブ:約80時間
防水:30気圧(300m)
1962年に登場したモデルからインスピレーションを得て現代風にアレンジしたモデルです。レッドの文字盤にゴールドで縁取りした針とインデックスが目立ちます。
ケースは経年変化を楽しめるブロンズ製です。赤く輝くハイテクセラミックス製のベゼルには、ラドー独自の技術が活かされています。
【キャプテンクックだけじゃない!ラドーの2021年注目モデル6選】
ラドーのレディースウォッチは、ダイヤモンド等を使用した美しいモデルが多いです。2021年はラドーのトゥルースクエアからデザイナーとのコラボレーションモデルも登場しました。
ここでは、ケースの直径が40mm以下のモデルを紹介します。男女問わず着けやすいサイズのモデルにも注目してください。
■ラドー セントリックス オートマティック ダイヤモンド オープンハート R30248902商品ページはこちら
ラドー セントリックス オートマティック ダイヤモンド オープンハート R30248902の仕様:
直径:33mm
ムーブメント:自動巻き(キャリバー03.734.032)
パワーリザーブ:約80時間
防水:3気圧(30m)
マザーオブパールの文字盤にダイヤモンドのインデックスが輝くモデルです。文字盤のくり抜かれた部分からムーブメントが見えるようになっています。
ゴールドカラーのケースは、ステンレス製です。ゴールドとホワイトの組み合わせが美しいブレスレットには、ステンレスとセラミックスを使用しています。
■ラドー クポール クラシック オートマティック ダイヤモンド R22865765商品ページはこちら
ラドー クポール クラシック オートマティック ダイヤモンド R22865765の仕様:
直径:31.8mm
ムーブメント:自動巻き(キャリバー03.561.831)
パワーリザーブ:約38時間
防水:5気圧(50m)
ラドーのクポールクラシックは、伝統的なデザインを重視したドレスウォッチコレクションです。文字盤を守る風防は、古くからあるアクリルガラスではなく強度が高いサファイヤガラスを使用しています。
R22865765は、ホワイトの文字盤にゴールドの針とダイヤモンドのインデックスを組み合わせたモデルです。3時間ごとに配置されたインデックスと細めの針は、クラシカルな印象を与えます。
■ラドー インテグラル R20845162商品ページはこちら
ラドー インテグラル R20845162の仕様:
ケースサイズ:22.7mm
ムーブメント:クォーツ(キャリバー03.153.031)
防水:5気圧(50m)
ラドーのインテグラルは、ラドーではじめてハイテクセラミックスを取り入れたコレクションです。レクタンギュラー(長方形型)のケースはスッキリとした印象を与えます。
ラドーのインテグラルの中でもR20845162は、ブラックとゴールドカラーを組み合わせたモデルです。長針と短針のみ2針モデルで、シンプルでかっこいいデザインを楽しめます。
■ラドー ハイパークローム R32258702商品ページはこちら
ラドー ハイパークローム R32258702の仕様:
直径:36mm
ムーブメント:自動巻き(キャリバー ラドー580/ETA2681)
パワーリザーブ:約38時間
防水:5気圧(50m)
ラドーのハイパークロームは、2012年に登場したラドーの代表的なコレクションです。R32258702は、ホワイトの文字盤にホワイトの針とダイヤモンドのインデックスを組み合わせたモデルになります。
ケースとブレスレットに使用しているのは、ステンレスとセラミックです。男女問わず着けやすいデザインとサイズになっています。
■ラドー True Square×Tej Chauhan トゥルー スクエア×テジ・チャウハン R27074155出典:ラドー公式HP
ラドー True Square×Tej Chauhan トゥルー スクエア×テジ・チャウハン R27074155の仕様:
直径:38mm
ムーブメント:自動巻き(キャリバー03.763.133)
パワーリザーブ:約80時間
防水:5気圧(50m)
ラドーのトゥルースクエアは、クッション(正方形)のケースと文字盤が印象的な派生コレクションです。2021年は有名なデザイナーとのコラボレーションモデルが2つも登場しました。
R27074155は、イギリスのインダストリアル(工業)デザイナーであるテジ・ヒャウハン氏とコラボレーションしたモデルです。1960年代のポップカルチャーをイメージしたビビットなイエローハイテクセラミックスを使用したケースが目立ちます。
ブラックの文字盤上には、1960年代のSFをイメージさせるような円状のデザインも特徴的です。9時から12時の部分だけブルーになったインデックスは、仕事の始まる時間と夜の生活をイメージしています。
■ラドー True Thinline Stillness トゥルー シンライン スティルネス R27015012出典:ラドー公式HP
ラドー True Thinline Stillness トゥルー シンライン スティルネス R27015012の仕様:
直径:39mm
ムーブメント:クォーツ(キャリバー03.420.221)
防水:3気圧(30m)
ラドーのトゥルーシンラインは、2011年に登場した薄型コレクションです。つなぎ目のないモノブロックケースが、魅力としてあげられます。
R27015012は、トレンドリサーチ専門家のリ・エデルコート氏の解釈をラドーが形にしたモデルです。ホワイトを基調としたケースや文字盤は、騒々しい日常生活の中で静けさや明せきさを求める時代背景をイメージしています。
【まとめ】
今回は、ラドーの時計の評判と2021年に注目したいモデルを紹介しました。2021年はこれまでにないデザインの時計が多く登場しています。
希少性が高いラドーの時計は中古の値段が上がる可能性が高いです。特定の年代モデルやコラボレーションモデルは、特にオススメの注目モデルになります。