抜群のコストパフォーマンス!モーリス・ラクロアのアイコン10選!
「ラグジュアリースポーツ」とは、ステンレススチール製のケースとブレスレットに自社製ムーブメントを備えたスポーツウォッチを指します。オーデマ・ピゲのロイヤルオークやパテック・フィリップのノーチラスなどが有名です。
高級ブランドが生み出すラグジュアリースポーツの中でも、入門モデルとして注目を集めているのがモーリス・ラクロアのアイコンです。今回は、モーリス・ラクロアの魅力とアイコンに注目したモデルを紹介していきます。
【モーリス・ラクロアの歴史と魅力】
モーリス・ラクロアモーリス・ラクロアは、1975年に誕生しました。スイスのセイネレジェに自社工場を構えています。
モーリス・ラクロアはコストパフォーマンスが高いブランドです。ここでは、モーリス・ラクロアの歴史の説明と魅力にせまります。
■はじまりはどこから?モーリス・ラクロアの歴史
モーリス・ラクロアは、1975年にスイスのセイネレジェで創業しました。歴史の長いスイスの時計ブランドの中では、比較的新しいブランドになります。
モーリス・ラクロアの親会社は、デスコ・フォン・シュルテス社です。デスコ・フォン・シュルテス社は、1889年にスイスのチューリッヒで創業しました。
デスコ・フォン・シュルテス社は、1946年頃から時計に関わっています。モーリス・ラクロアとして、腕時計を発表するのは1975年以降になります。
1990年に発表した「カリプソ」は、ヨーロッパを中心に人気を集めました。2016年にカリプソをイメージした「アイコン」が登場してからは、日本でも人気が高まっています。
■自社製造!モーリス・ラクロアのこだわり
スイスの腕時計ブランドは、エタブリスール(分業制)を取り入れているのが一般的です。ムーブメントなどを他のブランドから仕入れて組立てます。
ムーブメントを専門のブランドが大量に生産するので、開発にかかるコストを抑えることが可能です。針の位置などはある程度決まっているので、他のブランドと似たような雰囲気になります。
モーリス・ラクロアは、マニュファクチュール(自社一貫生産)を取り入れているブランドです。長針と短針が中心についていないオフセンターなど、ひとめでモーリス・ラクロアとわかるデザインの腕時計をうみだします。
モーリス・ラクロアは、多くの特許を取得していることでも有名です。月の満ち欠けを示すムーンフェイズなど複雑機構も多く手がけています。
■ラグジュアリースポーツの入門?コストパフォーマンスの高さに注目!
マニュファクチュールを採用したブランドの腕時計は、高価になるのが一般的です。独自のデザインや技術を取り入れられる一方で、開発コストがかかるので腕時計の価格も上がります。
モーリス・ラクロアは、比較的価格が抑えられているモデルも多くあります。性能も高いので、コストパフォーマンスの高いブランドです。
特にアイコンは、20万円程度で購入できるモデルが多くなっています。ステンレススチール製のケースとブレスレットに自社ムーブメントを備えたラグスポ(ラグジュアリースポーツ)の入門モデルとして注目されています。
【アームが目印!アイコンのクォーツモデル6選】
クォーツ式ムーブメントの動力源は電池です。水晶に電圧を加えると生じる振動を電気信号に変えて歯車を回しています。
アイコンは、2016年に登場しました。1990年頃に登場した「カリプソ」をイメージしたシリーズになります。
アイコンは、ベゼルに付いたアームが特徴的です。ここでは、アイコンの中でもクォーツを搭載したモデルを紹介していきます。
■アイコン デイト 42mm AI1008-SS002-431-1
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アイコン デイト 42mm AI1008-SS002-431-1の仕様:
直径:42mm
ムーブメント:クォーツ
防水:10気圧(100m)
水平線の入ったブルーの文字盤が特徴的なモデルです。針やインデックスには、銀白色に輝くロジウムを使用しています。
日付表示窓は3時の位置です。ケースとブレスレットは、ステンレススチール製で、スーツになじむデザインになっています。
■アイコン デイト AI1008-SS002-332-1
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アイコン デイト AI1008-SS002-332-1の仕様:
直径:42mm
ムーブメント:クォーツ
防水:10気圧(100m)
水平線の入ったブラックの文字盤が特徴的なモデルです。文字盤には、アンスラサイト(無煙炭)を使用しています。
日付表示窓は、3時の位置です。ロジウムプレートのインデックスは、バータイプでシンプルなデザインになっています。
■アイコン クロノグラフ カモフラージュ AI1018-PVB02-336-1
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アイコン クロノグラフ カモフラージュ AI1018-PVB02-336-1の仕様:
直径:44mm
ムーブメント:クォーツ
防水:10気圧(100m)
迷彩柄のデザインが特徴的な限定モデルです。ケースには、ブラックとアンスラサイトのPVDコーティングを施しています。
日付表示窓とスモールセコンドは、6時の位置です。30分積算計は、9時の位置についています。
12時の位置についているのは、10分の1秒カウンターです。ステンレススチール製のブレスレットにも迷彩柄が描かれています。
■アイコン クロノグラフ AI1018-PVB01-333-1
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アイコン クロノグラフ AI1018-PVB01-333-1の仕様:
直径:44mm
ムーブメント:クォーツ
防水:10気圧(100m)
全体的にブラックを基調として限定モデルです。シルバーの針とインデックスが目立つデザインになっています。
スモールセコンドと日付表示窓は、6時の位置です。10分の1秒カウンターは12時の位置で、30分積算計は9時の位置についています。
ストラップは、ブラックのラバーです。10気圧防水ですが、ダイビングには使用できないので注意が必要になります。
■アイコン クロノグラフ AI1018-SS002-131-1
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アイコン クロノグラフ AI1018-SS002-131-1の仕様:
直径:44mm
ムーブメント:クォーツ
防水:10気圧
シルバーを基調としたモデルです。文字盤の一番外側のインナーベゼルは、ブルーになっています。
日付表示窓とスモールセコンドは、6時の位置です。9時の位置に30分積算計がついています。
12時の位置についているのは、10分の1秒カウンターです。カウンターのブルーがシルバーの文字盤に映えるデザインになっています。
■アイコン クロノグラフ AI1018-SS001-330-2
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アイコン クロノグラフ AI1018-SS001-330-2の仕様:
直径:44mm
ムーブメント:クォーツ
防水:10気圧(100m)
サンレイ仕上げを施したブラックの文字盤が特徴的なモデルです。針とインデックスは、シルバーに輝いています。
日付表示窓とスモールセコンドは、6時の位置です。30分積算計は9時の位置で、10分の1秒カウンターは12時の位置になります。
シルバーのカウンターは、ステンレススチール製のケースと相性抜群です。ストラップには、ブラックのレザーを使用しています。
【ゼンマイの動きが魅力的!自動巻きのムーブメントを搭載したモデル4選】
自動巻き式ムーブメントの動力源はゼンマイです。腕の動きでローターが回転してゼンマイを自動的に巻きあげます。
自動巻き式ムーブメントを搭載した「アイコン オートマティック」は、2018年頃に登場しました。ダイバーズウォッチとして開発した「アイコン ベンチュラー」もあわせて紹介します。
■アイコン オートマティック AI6008-SS001-130-1
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アイコン オートマティック AI6008-SS001-130-1の仕様:
直径:42mm
ムーブメント:自動巻き(キャリバー ML115)
パワーリザーブ:約38時間
防水:20気圧(200m)
2018年頃に登場したモデルです。シルバーの文字盤には「クル・ド・パリ」と呼ばれるギョーシェ彫りを施しています。
ロジウム製の針とインデックスに施しているのは、ホワイトSLN(緑色発光)です。日付表示窓は、3時の位置についています。
ケースは、ステンレススチール製です。ブラウンのカーフレザーが、落ち着いた印象を与えます。
■アイコン オートマティック AI6008-SS001-331-1
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アイコン オートマティック AI6008-SS001-331-1の仕様:
直径:42mm
ムーブメント:自動巻き(キャリバー ML115)
パワーリザーブ:約38時間
防水:20気圧(200m)
クル・ド・パリのギョーシェ彫りを施したブラックの文字盤が特徴的なモデルです。クル・ド・パリは、ピラミッドの様な模様を規則的に彫った図柄を指します。
文字盤に使用しているのは、アンスラサイト(無煙炭)です。ブラウンに近い色合いの針とインデックスも落ち着いた印象を与えます。
日付表示窓は、3時の位置です。ストラップには、モーリス・ラクロアのロゴマークが入ったブラウンのカーフレザーを使用しています。
■アイコン オートマティック クロノグラフ AI6038-SS002-131-1
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アイコン オートマティック クロノグラフ AI6038-SS002-131-1の仕様:
直径:44mm
ムーブメント:自動巻き(キャリバー ML112)
パワーリザーブ:約48時間
防水:20気圧(200m)
シルバーの文字盤にブルーのカウンターを組み合わせたモデルです。シルバーの文字盤には、スクエア型の模様が刻まれています。
日付と曜日を表示するのは、3時の位置です。スモールセコンドは、9時の位置についています。
30分積算計は12時の位置で、12時間積算計は6時の位置です。ケースとブレスレットは、ステンレススチール製になっています。
■アイコン ベンチュラー AI6058-SS002-430-1
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アイコン ベンチュラー AI6058-SS002-430-1の仕様:
直径:42mm
ムーブメント:自動巻き
パワーリザーブ:約38時間
防水:30気圧(300m)
2019年頃に登場したモデルです。ブルーの文字盤にシルバーの針とインデックスを組み合わせています。
日付表示窓は、3時の位置です。ダイビングの潜水時間がわかるように回転ベゼルもついています。
【まとめ】
今回は、モーリス・ラクロアのアイコンを中心に紹介しました。2016年に登場したアイコンは、まだ歴史的に浅いモデルです。
価格は20万円前後のものが多く、高い品質も期待できます。コストパフォーマンスの高さや独自のデザインは、今後さらに注目できるシリーズです。