時代を超えて!TWCがオススメするミドーの注目モデル10選!

2020年12月17日
時代を超えて!TWCがオススメするミドーの注目モデル10選!

ミドーは、スイス北西部のル・ロックルに本拠地があるブランドです。建物などからインスピレーションを得て時代に左右されない腕時計を生み出しています。ミドーの腕時計は、スイス公認クロノメーター検定協会(COSC)の認定を受けたムーブメントを搭載していることが多くなっています。今回は、ミドーの歴史や魅力と共にCOSC認定を受けたモデルを紹介していきます。

 

【時代に左右されない!ミドーの歴史と魅力】

ミドーは、1918年にスイスで創業しました。現在は、スウォッチグループのミドルレンジに属しています。ミドーの信念は、長い間使い続けられる腕時計を生み出すことです。ここでは、流行に左右されないミドーの歴史と魅力を紹介していきます。

 

■ミドーはどんなブランド?創業と現在の立ち位置

Mido watch
出典:ミドー Instagram

ミドーは、スイス北西部のル・ロックルにジョージ・ショーレンが立ち上げました。創業日の1918年11月11日は、第一次世界大戦後にドイツと連合国が休戦協定を結んだ日です。ミドーは、車のラジエーターグリル(エンジンルームの前に設けられた通風口)をイメージした腕時計やエナメルを使用した腕時計などを生み出しました。1934年には、防水性や耐性を備えた自動巻き腕時計「マルチフォート」を発表します。1985年以降は、スウォッチグループの傘下に入りました。スウォッチグループの中でも3番目の価格帯になる「ミドルレンジ」の所属です。

 

■ミドーというブランド名の由来と信念

MIDO(ミドー)というブランド名は「Yo MIDO」からきています。スペイン語で「私は計測する」という意味です。ミドーは「時代を超えることが真に優れたデザインの証」という信念に基づいて腕時計を製造しています。美しいデザインと高い信頼性、更に優れた機能を持ち合わせたモデルが多くなっています。ミドーは、世界各地にある歴史的建造物からインスピレーションを得ています。時代の流れに左右されないデザインは、ミドーの大きな魅力です。

 

■ミドーはクロノメーターモデルにも注目!

ミドーが製造する腕時計は、スタンダードなモデルと高性能なモデルの2つにわかれます。高性能なモデルは、クロノメーターを取得していることが多くなります。クロノメーターとは、時計の品質を示す規格を指します。スイス公認クロノメーター検定協会(COSC)が示した検査項目に合格したムーブメントを搭載したモデルだけが文字盤上に「Chronometer(クロノメーター)」と記載することができます。クロノメーターでおこなうのは、実際の使用場面を想定した15の姿勢差と3つの気温差での精度測定です。姿勢や温度の違いによって生じる誤差が基準の範囲内か確認して、合格したモデルだけがクロノメーター認定を受けます。

 

【ミドーの伝統!マルチフォート4選】

Mido M005.430.36.051.80

マルチフォートは、1934年頃に登場しました。防水性や耐磁性を備えた自動巻き腕時計として人気を集めます。マルチフォートは、シドニーのハーバーブリッジをイメージした力強いデザインが特徴的です。ここでは、裏側からムーブメントが見えるシースルーバック構造を採用したモデルを紹介していきます。

 

■マルチフォート パトリモニー M040.407.16.040.00

Mido M040.407.16.040.00

マルチフォート パトリモニー M040.407.16.040.00の仕様:

直径:40mm

ケースの厚さ:11.95mm

ムーブメント:自動巻き(ミドーキャリバー ETA C07.621 / 2836-2 ベース)

パワーリザーブ:約80時間

防水:5気圧(50m)

 

ブルーの文字盤にシルバーの針とインデックスを組み合わせたモデルです。注射器型の針は、どこか懐かしい雰囲気があります。日付表示窓は、6時の位置です。文字盤の一番外側についているインナーベゼルには、パルセータ(脈拍計)機能を搭載しています。ストラップに使っているのは、パティーナです。パティーナとは、タンニンのみでなめしてオイルを加えたヌメ皮のことを指します。パティーナは、水に弱く傷つきやすいです。使い続けると柔らかくなり、色合いがあめ色に変わるなど経年変化を楽しめる素材になります。

 

■マルチフォート クロノメーター1 M038.431.37.051.00

Mido M038.431.37.051.00

マルチフォート クロノメーター1 M038.431.37.051.00の仕様:

直径:42mm

ケースの厚さ:11.79mm

ムーブメント:自動巻き(ミドーキャリバー 80 COSC Si ETA C07.821 ベース)

防水:10気圧(100m)

 

ブラックの文字盤にDLC(ダイヤモンドライクカーボン)を施したケースが特徴的なモデルです。文字盤には、湖の岸辺に打ち寄せる「さざ波」をイメージした「コート・ド・ジュネーブ」と呼ばれる装飾を施しています。3時の位置に表示しているのは、日付と曜日です。針とインデックスには、サテン仕上げと呼ばれるつや消しを施しています。ストラップに使用しているのは、ブラックのファブリック(布)です。ケース裏側に付いている円筒形のフランジには、エングレービングと呼ばれる金属装飾の技法を使用しています。

 

■マルチフォート ジェント M005.430.11.061.80

Mido M005.430.11.061.80

マルチフォート ジェント M005.430.11.061.80の仕様:

直径:42mm

ケースの厚さ:10.95mm

ムーブメント:自動巻き(ミドー キャリバー ETA C07.621 / 2836-2 ベース)

パワーリザーブ:約80時間

防水:10気圧(100m)

 

チャコールグレーの文字盤にシルバーの針とインデックスを組み合わせたモデルです。3時の位置には、日付と曜日が表示されます。ケースとブレスレットは、シルバーのステンレススチール製です。ブレスレットは、長さ調整がしやすい3連リンクになっています。

 

■マルチフォート ジェント M005.430.11.031.80

Mido M005.430.11.031.80

マルチフォート ジェント M005.430.11.031.80の仕様:

直径:42mm

ケースの厚さ:10.95mm

ムーブメント:自動巻き(ミドー キャリバー ETA C07.621 / 2836-2 ベース)

パワーリザーブ:約80時間

防水:10気圧(100m)

 

シルバーの文字盤にブラックの針とインデックスを組み合わせたモデルです。日付と曜日は、3時の位置に表示します。インデックスは、丸形で可愛らしい印象です。ケースとブレスレットは、シルバーのステンレススチール製になっています。

 

【上品なデザイン!バロンチェッリ3選】

Mido M007.207.36.036.00

バロンチェッリは、1976年に誕生しました。昔ながらの建築物からインスピレーションを得てつくられています。バロンチェッリは、ドレスウォッチの様に上品なデザインが特徴になります。ここでは、バロンチェッリの注目モデルを紹介していきます。

 

■バロンチェッリ ヘリテージ レディ M027.207.36.260.00

Mido M027.207.36.260.00

バロンチェッリ ヘリテージ レディ M027.207.36.260.00の仕様:

直径:33mm

ケースの厚さ:6.85mm

ムーブメント:自動巻き(MIDO1192 ETA 2892A2 ベース)

防水:3気圧(30m)

 

アイボリーの文字盤にローズゴールドの短針と長針を組み合わせたモデルです。ブルーの秒針がアクセントになっています。日付表示窓は、3時の位置です。ステンレススチール製のケースも、ローズゴールドでコーティングしています。

 

■バロンチェッリ ミッドナイトブルー ジェントルマン M8600.4.15.1

Mido M8600.4.15.1

バロンチェッリ ミッドナイトブルー ジェントルマン M8600.4.15.1の仕様:

直径:38mm

ケースの厚さ:9.1mm

ムーブメント:自動巻き(ミドー キャリバー ETA C07.611 / 2824-2 ベース)

パワーリザーブ:約80時間

防水:5気圧(50m)

 

深いブルーの文字盤にシルバーの針とインデックスを組み合わせたモデルです。インデックスは、楔型になっています。日付表示窓は、4時と5時の中間部分です。ステンレススチール製のブレスレットは、腕に馴染みやすい5連リンクです。

 

■バロンチェッリ クロノメーター M027.408.16.018.00

Mido M027.408.16.018.00

バロンチェッリ クロノメーター M027.408.16.018.00の仕様:

直径:40mm

ケースの厚さ:9.43mm

ムーブメント:自動巻き(ミドー キャリバー ETA C07.621 / C07.821 Si ベース)

パワーリザーブ:約80時間

防水:3気圧(30m)

 

ホワイトの文字盤にシルバーの針とインデックスを組み合わせたモデルです。インデックスには、アラビア数字を使用しています。日付表示窓は、3時の位置です。ステンレスチール製のケースに、ブラックのレザーストラップを合わせています。

 

【個性は色々!オーシャンスターとコマンダー】

Mido M026.430.11.041.00

オーシャンスターは、ジブラルダル海峡にある灯台をイメージしたシリーズです。逆回転防止ベゼルやねじ込み式の裏蓋を取り入れたダイバーズウォッチになります。1959年に登場したコマンダーは、エッフェル塔をイメージしたシリーズです。ここでは、オーシャンスターとコマンダーの注目モデルを紹介していきます。

 

■オーシャンスター トリビュート M026.830.11.041.00

Mido M026.830.11.041.00

オーシャンスター トリビュート M026.830.11.041.00の仕様:

直径:40.5mm

ケースの厚さ:13.43mm

ムーブメント:自動巻き(ミドーキャリバー 80 ETA C07.621 ベース)

防水:20気圧(200m)

 

1960年代に登場したダイバーズウォッチからインスピレーションを得て作られたモデルです。ブルーの文字盤にオレンジの秒針が目立ちます。日付と曜日が表示されるのは、3時の位置です。針やインデックスには、暗い所で光る蛍光塗料を使用しています。逆回転防止ベゼルの色もブルーです。コマが横に11個並んだブレスレットは、腕に馴染みます。

 

■オーシャンスター ダイバー600 M026.608.37.051.00

Mido M026.608.37.051.00

オーシャンスター ダイバー600 M026.608.37.051.00の仕様:

直径:43.5mm

ケースの厚さ:14.05mm

ムーブメント:自動巻き(ミドーキャリバー 80 COSC Si ETA C07.821 ベース)

パワーリザーブ:約80時間

防水:60気圧(600m)

 

ブラックの文字盤にオレンジの短針を組み合わせたモデルです。インデックスや逆回転防止ベゼルには、暗い所で光る特殊な塗料を使用しています。ステンレススチール製のケースに施しているのは、表面を硬くするDLC(ダイヤモンドライクカーボン)です。時計内部に溜った空気を逃がすヘリウムエスケープバルブがついています。

 

■コマンダー クロノメーター M021.431.11.061.00

Mido M021.431.11.061.00

コマンダー クロノメーター M021.431.11.061.00の仕様:

直径:40mm

ケースの厚さ:11.3mm

ムーブメント:自動巻き(ミドーキャリバー ETA C07.621 / 2836-2 ベース)

防水:5気圧(50m)

 

チャコールグレーの文字盤にグレーの針とインデックスを組み合わせたモデルです。日付と曜日は、3時の位置に表示されます。ケースは、裏側からムーブメントが見えるシースルーバック構造です。ステンレススチール製のブレスレットは、長さが調節しやすい1連リンクになっています。

 

【まとめ】

今回は、ミドーの魅力と注目モデルを紹介しました。建造物からインスピレーションを得て作られたモデルは、時代を超えて愛されるデザインになっています。ミドームーブメントは、COSC認定を受けているものが多くなります。ケースの裏側からムーブメントが見えるモデルも多いので、ムーブメントにも注目して選ぶことをオススメします。

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