限定モデルから復刻版まで!おすすめオメガモデル10選!
オメガは、1848年にスイスのラ・ショー・ド・フォンで創業しました。オメガというブランド名は、1894年に製造したムーブメントからきています。オメガの中でも1957年に登場したシーマスターとスピードマスターは、高い機能性と豊富なデザインのおかげで高い人気です。今回は、2020年度に注目したいモデルを紹介します。
【特別なデザイン!オメガ限定モデルおすすめ3選】
オメガは、1932年からオリンピックのオフィシャルタイムキーパーを多くの大会で務めてきました。オリンピックの記念モデルを大会ごとに発表しています。オメガの時計は、1995年から映画「007」の全作品に登場しています。ここでは、2020年東京オリンピックを記念したモデルと2020年に公開予定の映画007の限定モデルを紹介します。
■スペシャリティーズ オリンピックコレクション 東京2020リミテッドエディション522.12.41.21.03.001
スペシャリティーズ オリンピックコレクション 東京2020リミテッドエディション
522.12.41.21.03.001の仕様:
直径:41mm
ムーブメント:自動巻き(キャリバー オメガ8900)
パワーリザーブ:約60時間
防水:15気圧(150m)
東京2020オリンピックを記念して作った2020本限定モデルです。ブルーの文字盤は、オリンピックのエンブレムをイメージしています。日付表示窓は6時の位置です。針とインデックスにはホワイトの塗料が塗ってあり、暗い所で光ります。
ケースは、ムーブメントが裏側から見えるシースルーバック構造です。サファイアガラスは、東京2020オリンピックのエンブレムや五輪のマークが印字してあります。
■スペシャリティーズ オリンピックコレクション 東京2020リミテッドエディション522.33.40.20.04.001
スペシャリティーズ オリンピックコレクション 東京2020リミテッドエディション
522.33.40.20.04.001の仕様:
直径:39.5mm
ムーブメント:自動巻き(キャリバー オメガ8800)
パワーリザーブ:約55時間
防水:60気圧(600m)
東京2020オリンピックを記念して2020本限定で登場したモデルです。センターセコンドの先端には、日本の国旗を示す赤い丸がついています。ホワイトのダイヤルとベゼルは、セラミック製です。ケースは、シースルーバック構造でサファイアガラスには、オリンピックのエンブレムや五輪のマークが書いてあります。
■シーマスター ダイバー300M 007エディション 210.90.42.20.01.001
シーマスター ダイバー300M 007エディション 210.90.42.20.01.001の仕様:
直径:42mm
ムーブメント:自動巻き(キャリバー オメガ8806)
パワーリザーブ:約55時間
防水:30気圧(300m)
2020年2月に発売したモデルです。映画「007 NO TIME TO DIE(ノー・タイム・トゥ・ダイ)」に登場するモデルと同じデザインになっています。ケースとブレスレットは、軽くて丈夫なチタン製です。逆回転防止ベゼルと文字盤には、ブラウントロピカルのアルミニウムを使用しています。
時計内にこもった空気を逃がすヘリウムエスケープバルブもついているので、ダイビング中も安心です。ドーム型のサファイアガラスを採用していて、他の「ダイバー300M」よりも小柄になっています。
【プロ向けから普段使いまで!おすすめオメガシーマスター5選】
シーマスターは、1957年に誕生したダイバーズウォッチです。120気圧まで耐えられる「プロプロフ」から街中でも使いやすく15気圧まで耐えられる「アクアテラ」まで派生シリーズが豊富にあります。ここでは、オメガシーマスターで注目したいモデルを紹介します。同じく1957年に誕生し2017年にシーマスターの派生ブランドとして復刻したレイルマスターもあわせて注目してください。
■シーマスター プロプロフ 224.30.55.21.01.001
シーマスター プロプロフ 224.30.55.21.01.001の仕様:
ケースサイズ:55×48mm
ムーブメント:自動巻き(キャリバー オメガ8500)
パワーリザーブ:約60時間
防水:120気圧(1200m)
「シーマスター 600Mプロフェッショナル」改良を加えて2009年頃に登場したモデルです。ブラックの文字盤にオレンジで縁取られた長針が特徴になっています。
日付表示窓は、4時と5時の間です。ブラックの両方向回転ベゼルは、ベゼルセキュリティプッシャーを押している間は回転して離すと固定される仕組みとなっています。時計内にこもった空気を逃がすヘリウムエスケープバルブは自動式です。誤作動を防ぐために、リューズガードがついています。
■シーマスター プラネットオーシャン600M ディープブラック 215.92.46.22.01.001
シーマスター プラネットオーシャン600M ディープブラック 215.92.46.22.01.001の仕様:
直径:45.5mm
ムーブメント:自動巻き(キャリバー オメガ8906)
パワーリザーブ:約60時間
防水:60気圧(600m)
深海をイメージしたブラックの文字盤にホワイトの針とインデックスを組み合わせたモデルです。針とインデックスには、暗い所で光る塗料が塗ってあります。ダイバーズウォッチの機能とGMT機能を備えているのも大きな特徴です。ヘリウムエスケープバルブも搭載しているので、飽和潜水にも対応しています。
第二時間帯を示すGMT機能の目盛りがついているのは、文字盤の一番外側です。現地の日付は、3時の位置に表示されます。ケースと逆回転防止ベゼルは、セラミック製です。刻印された文字の向きが固定されるように、ねじ込み式ケースバックを採用しています。
■シーマスター プラネットオーシャン600M GMT 232.30.44.22.01.001
シーマスター プラネットオーシャン600M GMT 232.30.44.22.01.001の仕様:
直径:43.5mm
ムーブメント:自動巻き(キャリバー オメガ8605)
パワーリザーブ:約60時間
防水:60気圧(600m)
ブラックの文字盤にホワイトの針とインデックスを組み合わせたモデルです。日付表示窓は、3時の位置についています。両方向回転ベゼルに搭載しているのは、第二時間帯を示すGMT機能です。時計内部に溜った空気を逃がすヘリウムエスケープバルブもついています。
ケースとブレスレットは、ステンレススチール製です。ケースの裏側からムーブメントが見える構造になっています。
■シーマスター アクアテラ150M 15000ガウス 231.10.42.21.01.002
シーマスター アクアテラ150M 15000ガウス 231.10.42.21.01.002の仕様:
直径:41.5mm
ムーブメント:自動巻き(キャリバー オメガ8508)
パワーリザーブ:約60時間
防水:15気圧(150m)
ブラックの文字盤にブラックとイエローを組み合わせた針が特徴的なモデルです。日付は3時の位置に表示されます。ケースとブレスレットは、ステンレススチール製です。シースルーバック構造のため、ケースの裏側からムーブメントの動きが見えるようになっています。
特殊なムーブメントは、磁気帯びしにくいです。インナーケースを使っていないので、時計の厚さを重さも抑えられています。
■シーマスター レイルマスター 220.12.40.20.03.001
シーマスター レイルマスター 220.12.40.20.03.001の仕様:
直径:40mm
ムーブメント:自動巻き(キャリバー オメガ8806)
パワーリザーブ:約55時間
防水:15気圧(150m)
レイルマスターは、鉄道や磁場の近くで働く人のために作られたシリーズです。1957年から1961年まで作った後に一度休止して、60周年を迎えた2017年に復活しました。「キャリバー オメガ8806」は、15000ガウスと強力な磁場にも耐えられるムーブメントです。2019年に登場した220.12.40.20.03.001は、ブルージーンズの文字盤にライトグレーの針とインデックスを組み合わせています。
ベージュの秒針もクラシカルな印象が強いです。NATO ストラップは、ブルーのデニムとオレンジのレザーを組みあわせています。
【宇宙に想いを馳せて!おすすめオメガスピードマスター2選】
1957年に登場したスピードマスターは、カーレーサー向けに作られたシリーズです。時間を計測できるクロノグラフ機能や速度計測に便利なタキメーター等を搭載しています。オメガスピードマスターは、NASA(アメリカ航空宇宙局)の公式腕時計です。ここでは、スピードウォッチの中でも宇宙に関連したモデルを紹介していきます。
■NASAも認める!スピードマスターと月の関係
NASAは、1960年代に入ると宇宙で使えるクロノグラフ機能付きの腕時計の製造を大手メーカーに依頼します。耐久テストを実施してオメガのスピードマスターが合格しました。スピードマスターは、1965年にNASAの公式装備品に認定されました。1969年の月面着陸時に使用したことから「ムーンウォッチ」と呼ばれています。
■スピードマスター ムーンウォッチ ダークサイドオブザムーン311.92.44.51.01.003
スピードマスター ムーンウォッチ ダークサイドオブザムーン 311.92.44.51.01.003の仕様:
直径:44.25mm
ムーブメント:自動巻き(キャリバー オメガ9300)
パワーリザーブ:約60時間
防水:5気圧(50m)
ブラックの文字盤に18Kホワイトゴールド製の針を組み合わせたモデルです。日付表示窓は、6時の位置に付いています。スモールセコンドは、9時の位置です。3時の位置には、クロノグラフ機能の12時間計と60分計が搭載されています。速度計測に便利なタキメーター付きのベゼルに施しているのは、窒化クロム処置です。ブラックセラミック製のケースは、シースルーバック構造になっています。
■スピードマスター ムーンウォッチ 311.30.42.30.01.005
スピードマスター ムーンウォッチ 311.30.42.30.01.005の仕様:
直径:42mm
ムーブメント:手巻き(キャリバー オメガ1861)
パワーリザーブ:約48時間
防水:5気圧(50m)
ブラックの文字盤にホワイトの針とインデックスを組み合わせたモデルです。スモールセコンドは、9時の位置についています。30分計は3時の位置で、12時間計は6時の位置です。ブラックのベゼルには、タキメーターがついています。
ムーブメントは、自分でゼンマイを巻く手巻きです。無重力空間だとゼンマイを巻きあげるローターがうまく作動せずに効率的にゼンマイを巻きあげられないので、自動巻きではなく手巻きが使われます。ケースは、ステンレススチール製です。ステンレススチール製のブレスレットとNATOストラップと宇宙飛行士仕様のストラップの3種類あります。
【まとめ】
今回は、オメガで注目したいモデルを紹介しました。オリンピックやNASAの公式時計にも採用されています。オメガは、派生シリーズも多くあります。デザインだけでなく防水性や機能性にも注目して選ぶことをオススメします。