昔懐かしいデザインが再び!復刻版モデル、アンティーク風時計10選!

2020年7月7日
昔懐かしいデザインが再び!復刻版モデル、アンティーク風時計10選!

腕時計の歴代人気モデルを再現した「復刻版モデル」は、流行に左右されないデザインガ魅力です。ブランドの歴史を象徴するモデルが多いので、特別の1本になります。今回は、復刻版モデルと伝統的なデザインを取り入れたモデルを紹介していきます。この記事を読んで、各ブランドのこだわりや特徴を理解してほしいと思います。

チューダー

【歴代モデルに敬意をこめて!限定モデル3選】

歴代の人気モデルは、ブランドやシリーズに大きな影響を与えたものが数多くあります。過去に人気だったモデルは、ブランドやシリーズの生誕を記念してリメイクされます。ここでは、数量限定で作られた復刻モデルを紹介していきます。製作本数が少ないので、希少性も高い腕時計です。

 

■オメガ シーマスター1948 511.13.38.20.02.001

Omega 511.13.38.20.02.001

オメガ シーマスター1948 511.13.38.20.02.001の仕様:

直径:38mm

ムーブメント:自動巻き(キャリバー オメガ8806)

パワーリザーブ:約55時間

防水:6気圧(60m)

 

2018年頃に1948本限定で製作されたモデルです。1948年に登場した初代シーマスターのデザインを再現した腕時計になります。ドーム型の文字盤は、オパリングシルバーです。針とインデックス部分は、18Kホワイトゴールドを使用しています。時計にあるオメガのロゴマークは、現在使用しているロゴマークとは異なるデザインです。ロゴマークの違いも魅力のひとつになります。ストラップは、ブルーグレーのレザー製です。ケース裏側のサファイアクリスタルには、70周年記念のロゴが印字されています。

更にアメリカのクリスクラフト社とイギリス初のジェット戦闘機グロスター・ミーティアが印字されています。

 

■ハミルトン アメリカンクラシック PSR デジタルクォーツ H52424130

Hamilton H52424130

出典:hamiltonwatch.com

ハミルトン アメリカンクラシック PSR デジタルクォーツ H52424130の仕様:

直径:40.8mm×34.7mm

ムーブメント:クォーツ

防水:10気圧(100m)

 

ハミルトンは、1970年にパルサーを発表しました。世界初のLED式デジタルウォッチで2時の位置に付いたボタンを押すと赤字で日付や時刻が表示されます。 2020年に発表したPSRは、パルサーの発売50周年を記念して製作したモデルです。1973年に発売した「P2」がベースモデルになっています。当時のモデルは、ボタンを押さないと時刻が表示されませんでした。PSRは液晶ディスプレイと有機ELを組み合わせることで、常時時間表示が可能になりました。

H52424130は、1970本限定で製作したモデルです。ステンレススチール製のケース表面にイエローゴールドが施されています。

 

■セイコー プロスペックス SBEX011

出典:seikowatchusa公式インスタグラム

セイコー プロスペックス SBEX011の仕様:

直径:44.8mm

ムーブメント:自動巻き(キャリバー 8L55)

パワーリザーブ:約55時間

防水:30気圧(300m)

 

日本初のダイバーズウォッチは、セイコーが1965年に発表しました。2020年にダイバーズウォッチの55周年を記念して歴代の人気モデルの復刻版が1100本限定で発売しています。SBEX011は、1968年に登場した300m防水ダイバーズウォッチからインスピレーションを得たモデルです。当時のモデル同様にケースと裏蓋が、一体化したワンピースケースに精度が高いメカニカルハイビートムーブメントをあわせています。

ケースは、耐食性に優れているエバーブリリアントスチールを使用しています。ブルーグレーの文字盤とラバーストラップが深海をイメージできるデザインです。

 

【歴代モデルが与えるインスピレーション!話題のモデル4選】

最新の腕時計の中には、歴代モデルからインスピレーションを受けたモデルも多くなっています。ここでは、歴代モデルのデザインを取り入れたモデルを紹介していきます。過去に人気だったモデルの腕時計の多くは、中身は最新技術を使用するのが一般的です。過去の人気モデルを更に改良されたモデルを楽しめます。

 

■オメガ シーマスター300 233.30.41.21.01.001

Omega 233.30.41.21.01.001

オメガ シーマスター300 233.30.41.21.01.001の仕様:

直径:41mm

ムーブメント:自動巻き(キャリバー オメガ8400)

パワーリザーブ:約60時間

防水:30気圧(300m)

 

シーマスター300は、潜水士や水中で作業をするプロフェッショナル向けに作られました。2014年に発売したモデルは、1957年に登場した初代モデルからインスピレーションを得ています。ブラックの文字盤は、ヴィンテージ感あふれる色合いの針とインデックスです。針とインデックス部分には、暗い所で光る塗料が塗られています。潜水時間をはかるのに便利な逆回転防止ベゼルは、セラミック製です。ケースの裏側は、シースルーバック構造になっています。

 

■タグ・ホイヤー オータヴィア ヘリテージ クロノグラフ CBE2110.BA0687

TAG Heuer CBE2110.BA0687

タグ・ホイヤー オータヴィア ヘリテージ クロノグラフ CBE2110.BA0687の仕様:

直径:42mm

ムーブメント:自動巻き(キャリバー ホイヤー02)

パワーリザーブ:約80時間

防水:10気圧(100m)

 

タグ・ホイヤーは、モナコやフォーミラ1などのカーレースをイメージしたシリーズが多くなっています。タグ・ホイヤーで初めて回転式ベゼルを採用したオータヴィアは、1962年から1969年まで発売していました。2017年に発売したCBE2110.BA0687は、一般投票で選ばれた「Ref.2446 mark3」の復刻版になります。「Ref.2446.maek3は、F1ドライバーのヨッヘン・リントが着用していたので「リンツ」と呼ばれることも多かったようです。

オリジナルモデルはケースサイズが39mmですが、復刻版モデルのケースサイズは42mmです。ムーブメントも手巻きから自動巻きに変わっています。このモデルはクロノグラフ機能を搭載しているので、4分の1秒単位の計測が可能です。3時の位置は30分計測計で、9時の位置は12時間積算計になっています。

 

■ロンジン ロンジン アヴィゲーション ビッグアイ L28164532

Longines L28164532

ロンジン ロンジン アヴィゲーション ビッグアイ L28164532の仕様:

直径:41mm

ムーブメント:自動巻き(キャリバー L688)

パワーリザーブ:約54時間

防水:3気圧(30m)

 

ロンジンは、翼を持つ砂時計のロゴマークで有名なブランドです。チャールズ・リンドバーグから依頼を受けて、1931年に航空機の経緯度がひと目でわかるアワーアングル・ウォッチを開発しました。L28164532は、1930年代のパイロットウォッチをイメージしています。ストラップは、ブラウンのカウレザーになっています。クロノグラフ機能を搭載していて、12時間計は6時の位置にあります。3時の位置にある30分積算計は、3分ごとに目盛りが振られているのが特徴のひとつです。

 

■チューダー ヘリテージクロノ 70330N

Tudor 70330N-95740-GRIDSTL

チューダー ヘリテージクロノ 70330Nの仕様:

直径:42mm

ムーブメント:自動巻き(キャリバー 2892)

パワーリザーブ:約42時間

防水:15気圧(150m)

 

ロレックスは、クロノグラフ機能を搭載したモデルのデイトナを発表しています。デイトナにインスピレーションを受けたチューダーが、1970年にオイスターデイトクロノグラフです。2010年頃に発表された70330Nは、1970年代に登場した初代モデルのイメージを受けています。初代モデルは、インデックスの形から「ホームベース」と呼ばれていました。

スチール製の両方向回転ベゼル12時間単位で目盛りが振られているので、2ヵ所の時刻が同時にわかります。クロノグラフ機能を搭載していて、9時の位置に45分積算計があります。

 

【伝統を受け継いで!人気モデル3選】

腕時計の人気シリーズは、モデルを象徴するデザインが採用されることが多くなっています。ケースの形や針など見た目でブランドがわかるデザインが魅力のひとつです。ここでは、シリーズを象徴するデザインが魅力的なモデルを紹介していきます。人気シリーズ独特の魅力を感じてほしいと思います。

 

■ハミルトン ベンチュラ H24301511

Hamilton H24301511

ハミルトン ベンチュラ H24301511の仕様:

直径:32mm×36mm

ムーブメント:クォーツ(キャリバー F05.111)

防水:5気圧(50m)

 

ハミルトンは、1957年にベンチュラを発表しました。世界初の電池式時計で、盾形のケースが特徴になっています。H24301511は、2017年にベンチュラ生誕60周年を記念して製作されたモデルです。ホワイトの文字盤とエンボス加工が施されたインデックスの組み合わせは、1950年のデザインをイメージできます。ストラップは、ブラウンのレザーです。ステンレススチール製のケースの表面には、イエローゴールドが施されています。

 

■チューダー ヘリテージ ブラックベイ 79250BM

Tudor 79250BM-0005

チューダー ヘリテージ ブラックベイ 79250BMの仕様:

直径:43mm

ムーブメント:自動巻き(キャリバー MT5601)

パワーリザーブ:約70時間

防水:20気圧(200m)

 

チューダーは、1930年代にロレックスの廉価ブランドとして誕生しました。1969年に発売したサブマリーナーは、スノーフレーク針(イカ針)をデザインに組み入れています。79250BMは、2016年に発表されたモデルです。文字盤の印字は現在使用している盾のロゴマークですが、リューズ部分は1970年代までのチューダーローズのロゴマークが印字されています。

ケースに使用している素材は、ブロンズ(銅)です。腕時計のケースにブロンズを使用するのは、珍しいので貴重になります。

 

■ロレックス エクスプローラーII 216570

Rolex 216570

ロレックス エクスプローラーII 216570の仕様:

直径:42mm

ムーブメント:自動巻き(キャリバー 3187)

パワーリザーブ:約48時間

防水:10気圧(100m)

 

ロレックスは、1953年に探検家向けのモデルとしてエクスプローラーを発表しました。1972年に登場したエクスプローラーIIは、日付機能やリューズガードなどが付いています。216570は、エクスプローラーIIの発売から40年を迎えた2011年に登場したモデルです。初代モデルをイメージしたオレンジ色の24時間針は、24時間単位で目盛りが振られたベゼルと合わせて使います。

これまでのエクスプローラーIIのケースサイズは40mmでしたが、216570は42mmです。インデックスと針に施された夜光塗料は、長い時間光輝く特徴があります。

 

【まとめ】

50代 時計

今回は、復刻版モデルを紹介しました。過去の名作にある個性的なデザインと現代の技術を合わせた復刻版モデルは、流行に左右されない魅力の腕時計です。歴代モデルが生み出したデザインは、個々のブランドの象徴となる存在になります。限定モデルは、特に貴重価値が高まることが予想できます。

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