スポーティかつエレガンス!「シチズン アテッサ」おすすめ4選
シチズンは、1976年に世界初のアナログ式太陽電池腕時計を発売しました。光を主なエネルギー源とするシチズンの腕時計は、電池交換の手間を最小限にしています。
更にシチズンの腕時計は電波を受信します。自動で時刻が調整されるので、時刻調整の手間も少なくなりました。
「シチズン アテッサ」は、スポーティとエレガンスを融合させたデザインが人気のシリーズです。今回は、特にシンプルなデザインが特徴のモデルを紹介していきます。
シチズン アテッサに搭載された機能を紹介
「シチズン アテッサ」には、日常生活を便利にする機能が数多く搭載されています。ここでは、代表的な機能を説明していきたいと思います。
光をエネルギーに エコ・ドライブ
「シチズン アテッサ」のムーブメントには、「エコ・ドライブ」が採用されています。エコ・ドライブは、シチズンが独自に編み出した技術のひとつです。
エコ・ドライブは、光をエネルギー源としているので、電池交換が不要です。定期的な電池交換が不要なことが理由で、時計として初めてエコマーク商品に認定されました。
エコ・ドライブ機能のもう一つの特徴が、パワーセーブ機能です。パワーセーブ機能は、校時間充電されないと針の動きを停止する機能になります。
充電が少なくなってくると「充電表示警告機能」が働いて秒針が細かく揺れます。さらに充電が無くなると一時的に針の動きを停止させてエネルギーの節約をします。光充電が再び始まると「時刻合わせ告知表示」が起動します。充電が十分になると時刻が自動で修正されて、元のように動き始めます。エコ・ドライブは、一度充電すると約6ヵ月動き続けるモデルも数多くあります。パワーセーブ機能も働けば1年近く充電が持つことになります。
誤作動を防ぐ パーフェックス(Perfex)
腕時計は、衝撃や磁気によって針がずれることがあります。外部からの刺激によって針がずれることを防ぐ機能のことを「パーフェックス」といいます。
パーフェックスは、3種類の機能から成り立っています。「JIS1種耐磁」「衝撃検知機能」「針自動補正機能」です。
腕時計は、スマートフォンやパソコンなどから発せられる磁気の影響を受けます。「JIS1種耐磁」は、磁気を発生させるものに時計を5cmまで近づけても影響を受けない程の耐性です。
衝撃検知機能は、外部からの衝撃を感知して一瞬針を止める機能になります。1000分の1秒の間に針を止めて、再び針を動かすことで衝撃によるずれを防ぐのです。
磁気や衝撃の影響を受けにくい構造となっていますが、針がずれてしまうこともあります。そのときも針が自動で補正される機能も搭載されているため安心です。
ブレスレットにも秘密が フィットアジャスターとプッシュ中留め
「シチズン アテッサ」は、金属製のブレスレットが採用されていることが多いです。日常生活の中でも使いやすいようにブレスレットにも工夫が施されています。
金属製のブレステットは、長さを調節するときに工具を使うのが一般的です。シチズン アテッサは、フィットアジャスター機能が搭載されているので工具を使わずに長さを調節することができます。
12時側と6時側の金属製ブレスレットを繋ぐ部分が中留です。シチズン アテッサには、プッシュボタンを押すだけではずれる「プッシュタイプ中留」が使用されているので、爪を痛めにくいつくりになっています。
日付や時刻を修正する手間を省く 国内電波時計3選!
シチズン アテッサには、長針・短針・秒針の他に日付と曜日を表示する機能が搭載された時計が数多くあります。ここから紹介するのはシンプルな国内電波時計です。
国内電波時計は、国内で発信される標準電波を受信して日付や時刻が自動で修正されます。
ここで紹介するモデルは、「うるう年」に対応したパーペチュアルカレンダーも搭載されているので、2100年2月28日まで月末カレンダーの修正が必要ありません。
シチズン アテッサ AT6050-54L
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直径:41mm
ケースの厚さ:9.5mm
重量:9.5mm
ムーブメント:ソーラー充電(キャリバー H100)
駆動時間:約12か月(パワーセーブ機能作動時)
防水:10気圧(100m)
「シチズン アテッサ AT6050-54L」は、2016年頃に発売したモデルです。ブルーの文字盤に夜光塗料が施された銀色のインデックスが特徴となります。
日付表示窓は3時の位置で、曜日の表示は英語と日本語が選択できます。ケースとブレスレットはスーパーチタニウム製なので、肌に触れる部分はニッケルアレルギーがおこらないように配慮しています。
シチズン アテッサ AT6050-54E
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直径:41mm
ケースの厚さ:9.5mm
重量:90g
ムーブメント:ソーラー充電(キャリバー H100)
駆動時間:約12か月(パワーセーブ機能作動時)
防水:10気圧(100m)
2016年頃に発売されたモデルです。ブラックの文字盤に白い針とインデックスが映えるデザインになっています。
「シチズン アテッサ AT6050-54E」のインデックスに施されているのは、蓄光性の夜光塗料です。暗い所でも時間が見やすくなっています。
3時の位置に表示されるのは、日付と曜日です。曜日の表記方法は、英語と日本語で切り替えることができます。
ケースとブレスレットは、スーパーチタニウム製です。肌に触れる部分は、ニッケルアレルギーがおこらないように処理が施されています。
シチズン アテッサ AT6050-54A
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直径:41mm
ケースの厚さ:9.5mm
重量:90g
ムーブメント:ソーラー充電(キャリバー H100)
駆動時間:約12か月(パワーセーブ機能作動時)
防水:10気圧(100m)
2016年頃に発売したモデルです。ホワイトの文字盤にホワイトのインデックスが輝くデザインになっています。
文字盤の外周部分の目盛りはブラックです。ホワイトのインデックスと針には、蓄光性の夜光塗料が施されています。
「シチズン アテッサ AT6050-54A」の日付表示窓は、3時の位置です。曜日の表記は、英語と日本語から選択することができます。
ケースとブレスレットは、スーパーチタニウム製です。アレルギー反応がおこりにくいように配慮されているので安心して装着することができます。
世界に対応する電波時計を紹介
「シチズン アテッサ」には、世界に対応した電波時計もあります。ここから紹介するのは、日本・中国・アメリカ・ヨーロッパ(ドイツ)の電波を自動受信するモデルです。
ここで紹介する時計には、ワールドタイム機能とダイレクトフライト機能が搭載されています。どのような機能なのかも説明していきます。
世界を飛び回る人の必須機能 ワールドタイム機能とは?
ワールドタイム機能とは、時差を腕時計上に表示する機能です。ローカルタイム機能と呼ばれることもあります。
ワールドタイム機能の表示方法は、3種類です。同時に2種類の時刻を表示するタイプは、現在時刻と他地域の時刻が同時に確認できます。
同時に複数の時刻を表示するタイプは、円盤状の時刻表示から各国の時間が把握可能です。他地域の時刻を知るために設定する必要はありません。
知り対ときに切り替えて表示するタイプは、長時間滞在するときに便利です。現地の時刻を表示することができます。
ワールドタイム機能で時差を設定する方法は2種類です。各地域の代表地点を表示するタイプは、代表的な都市ごとに時差が設定されています。
時計に都市の情報が組み込まれていないタイプは、標準となる時刻との時差のみ設定が可能です。1時間単位の時差しか設定できませんが、同時に複数の地域の時間を知ることができます。
瞬時に日時を合わせる ダイレクトフライトとは?
ワールドタイム機能が搭載された腕時計は、「りゅうず」を引いて現地の時刻にあわせます。ダイレクトフライト機能が腕時計の場合は、瞬時に現地の時刻と日付が表示されるようになっています。
ダイレクトフライト機能は、シチズンが生み出した技術のひとつになります。ダイレクトフライト機能の表示方法は、3種類です。
「都市選択式ダイレクトフライト」は、回転式ディスクに都市名が記載されています。「針表示式ダイレクトフライト」は、秒針を使って都市を設定するタイプです。
「針表示式ダブルダイレクトフライト」は、2つの都市時刻を瞬時にあわせることができます。ワールドタイムの設定方法や表示方法によって、ダイレクトフライトの表示方法も変わります。
シチズン アテッサ CB3015-53E
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直径:40mm
ケースの厚さ:9.3mm
重量:87g
ムーブメント:ソーラー充電(キャリバー H128)
駆動時間:約24か月(パワーセーブ機能作動時)
防水:10気圧(100m)
2017年頃に発売したモデルです。ブラックの文字盤に蓄光性の夜光塗料が施された白いインデックスが映えます。
日付表示窓は、3時の位置です。「うるう年」に対応したパーペチュアルカレンダーを搭載しているので、2100年2月28日まで月末の日付変更が必要ありません。
「シチズンアテッサ CB3015-53E」のワールドタイムは、24都市対応です。サマータイムにも対応していいます。
このモデルは、「りゅうず」を回して秒針を使い時差を設定するタイプです。時差を設定すると自動で近くの受信局から電波を受信します。
ケースとブレスレットは、スーパーチタニウム製です。ブラックのヂュラテクトDLCが施されています。
DLC(ダイヤモンドライクカーボン)は、ダイヤモンドとカーボンの間といわれる素材です。DLCを表面に施すことで耐摩耗性が向上します。
まとめ
今回は、「シチズン アテッサ」の中でもシンプルなデザインのものを説明しました。「シチズン アテッサ」には、電池交換や時刻修正といった手間を省く機能が搭載されています。
電波時計を選ぶときは、海外に対応しているかどうかを確認することも大切です。海外に行くことが多い方は、ワールドタイム機能が搭載されたモデルを選ぶことをオススメします。
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