オメガ シーマスターはなぜ選ばれ続けるのか?その理由を解説!
オメガは、1848年にスイスで創業しました。高い防水性を誇るオメガのダイバーズウォッチが、シー マスターになります。
オメガシー マスターは、映画「007」のジェームズ・ボンドやイギリスのウィリアム王子が身につけるなど多くの方に愛されてきました。今回は、オメガシー マスターが選ばれ続ける理由を紹介していきます。
【使いやすさに注目!オメガ シーマスターの魅力】
オメガシーマスターは、1948年に登場しました。イギリス軍が第二次世界大戦中に軍用ウォッチとして要請した「マリーン」がモデルになっています。
シーマスターは、1957年以降に本格的なダイバーズウォッチになりました。ここでは、オメガシーマスターが人気を集める理由に迫っていきます。
■プロ仕様からタウンユースまで!あらゆるニーズに応える
オメガシーマスターの魅力は派生シリーズの多さです。1200mまで耐えられるプロプロフをはじめ、600m防水のプラネットオーシャンや150m防水のアクアテラなどがあります。
プラネットオーシャンや300防水のダイバーは、ヘリウムエスケープバルブがついているのが基本です。アクアテラには、ダイバーズウォッチの定番とも言える逆回転防止ベゼルがついていません。
またオメガは、オリンピック公式タイムキーパーを何度も務める有名ブランドのひとつです。知名度も高く、ひと目で「高級腕時計」わかります。
■オメガシーマスターは使いやすい!
オメガシーマスターは、自動巻きが中心です。腕の動きを利用してゼンマイを巻きあげることができますし、一度ゼンマイを巻きあげてから止まるまでの時間も長くなっています。
高級なイメージのオメガシーマスターですが、100万円を下回るモデルも多いです。高級腕時計の中では、比較的手が届きやすいシリーズになっています。
■オメガならでは!コーアクシャル機構とマスターコーアクシャル機構
機械式時計は、3年~5年に1回オーバーホール(分解掃除)が必要です。油が切れてパーツが摩耗を続けると、時計が壊れる危険性が高くなります。
コーアクシャル機構を取り入れたムーブメントは、パーツの摩耗が少ないので、オーバーホールの頻度も少なくすることが可能です。オーバーホールの頻度は8年~10年といわれているので、オーバーホールにかかる費用を少なくすることができます。
マスターコーアクシャル機構は、コーアクシャル機構を搭載したムーブメントに耐磁性を持たせる仕組みのことです。コーアクシャル機構の耐磁性能は1000ガウスですが、マスターコーアクシャル機構の耐磁性能は病院のMRIと同じ15000ガウスになります。
尚、2015年頃からは精度や機能を計る品質テストとしてマスタークロノ メーター規格をおこなうようになりました。8つある検査項目のうち3つは、15000ガウスの磁気にさらしながらおこないます。
2015年以降は、コーアクシャル機構にマスタークロノ メーター規格を組み合わせることが多いです。モデル名も2014年以前に登場した「マスターコーアクシャル」と2015年以降に登場した「コーアクシャル マスタークロノ メーター」は、同程度の耐磁性になります。
【ビジネスマンにピッタリ!オメガシーマスター アクアテラ 150M 4選】
オメガシーマスターアクア テラ150Mは、2003年頃に登場しました。逆回転防止ベゼルがついていませんが、スタイリッシュなデザインに仕上がっています。
ケースは他のシーマスターに比べると薄いので、スーツにもあわせやすくなっています。ここでは、定番から新作モデルまでオメガ シーマスター アクアテラのオススメモデルを紹介していきます。
■シー マスター アクア テラ 150M 231.10.42.21.03.003
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シー マスター アクア テラ 150M 231.10.42.21.03.003の仕様:
直径:41.5mm
ムーブメント:自動巻き(キャリバーオメガ8500)
パワーリザーブ:約60時間
防水:15気圧(150m)
ブルーのダイアルに「チークコンセプト」と呼ばれる縦縞模様を施したモデルです。シルバーの針とインデックスを組み合わせることで、豪華なヨットのデッキをイメージさせるデザインになっています。
日付表示窓は3時の位置です。ムーブメントには、マスターコーアクシャル機構を備えたキャリバーオメガ8500を使用しています。
■シー マスター アクア テラ 150M 231.10.43.52.06.001
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シー マスター アクア テラ 150M 231.10.43.52.06.001の仕様:
直径:43mm
ムーブメント:自動巻き(キャリバーオメガ9605)
パワーリザーブ:約60時間
防水:15気圧(150m)
「チークコンセプト」と呼ばれる縦縞模様がはいったブラックの文字盤が印象的なモデルです。キャリバーオメガ9605は、コーアクシャル機構を搭載したムーブメントになります。
時間計測に必要なクロノグラフ機能を搭載していて、12時間積算計と60分積算計は3時の位置についています。第二時間帯を示すGMT機能も搭載しており、9時の位置に表示します。
■シー マスター アクア テラ 150M ワールドタイマー 220.53.43.22.02.001
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シーマスター アクアテラ150M ワールドタイマー 220.53.43.22.02.001の仕様:
直径:43mm
ムーブメント:自動巻き(キャリバーオメガ8939)
パワーリザーブ:約60時間
防水:15気圧(150m)
オメガシーマスター アクアテラの2021年新作モデルです。オパリンシルバーの文字盤にセドナゴールドの針とインデックスを組み合わせています。
GMT機構を搭載していて、第二時間帯が示されるのは文字盤の中央部分です。文字盤の中央にある地球はチタンにレーザーで描いています。
都市名に3色使用しているのも特徴的です。GMT機構で示しているのは赤色、サマータイムがある地域はブルー、サマータイムがない地域はセドナゴールドカラーで表示しています。
■シー マスター アクア テラ 150M 東京2020 リミテッドエディション 522.12.41.21.03.001
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シー マスターアクア テラ 150M 東京2020 リミテッドエディション 522.12.41.21.03.001の仕様:
直径:41mm
ムーブメント:自動巻き(キャリバーオメガ8900)
パワーリザーブ:約60時間
防水:15気圧(150m)
東京2020オリンピックの公式タイムキーパーがオメガであることを記念したモデルです。2019年8月頃に2020本限定で販売しました。
文字盤に描かれているのは、東京2020オリンピックのロゴマークにも使用したブルーの市松模様です。ブルーセラミック製の文字盤にホワイトの夜光塗料を塗った針とインデックスを組み合わせています。
ステンレススチール製のケースにあわせているのは、ブルーのラバーストラップです。ケースは、シースルーバック構造になっており、ガラス部分には東京2020オリンピックのロゴマークが印字されています。
【より深くまで!シーマスター ダイバー 300Mとシー マスター シー マスター 300M】
ここでは、300m防水性能を持つ2つの派生コレクションを紹介していきます。オメガシー マスター ダイバー 300Mは、時計内部に溜まったヘリウムガスを逃がすヘリウムエスケープバルブが付いたコレクションです。
シー マスター 300Mは、ヴィンテージスタイルを取り入れたコレクションです。オメガシー マスター シー マスター 300Mで、マスターコーアクシャル機構を取り入れたモデルも併せて紹介します。
■シー マスター ダイバー 300M 210.30.44.51.03.001
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シー マスター ダイバー 300M 210.30.44.51.03.001の仕様:
直径:44mm
ムーブメント:自動巻き(キャリバーオメガ9900)
パワーリザーブ:約60時間
防水:30気圧(300m)
ブルーセラミック製の文字盤にホワイトの針とインデックスを組み合わせたモデルです。2019年頃に登場しました。
時間を計測するクロノグラフ機能がついており、12時間積算計と60分積算計は3時の位置です。ブルーセラミック製の逆回転防止ベゼルには、ホワイトエナメルでメモリが振られています。
■シー マスター ダイバー 300M 210.30.44.51.01.001
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シー マスター ダイバー 300M 210.30.44.51.01.001の仕様:
直径:44mm
ムーブメント:自動巻き(キャリバーオメガ9900)
パワーリザーブ:約60時間
防水:30気圧(300m)
ブラックセラミック製の文字盤に波模様が描かれた2019年頃のモデルです。クロノグラフ機能を搭載しており、60分積算計と12時間積算計は3時の位置についています。
逆回転防止ベゼルやプッシャーもブラックセラミック製です。キャリバーオメガ9900は、マスターコーアクシャル機構と同程度の耐磁性を持ったムーブメントになります。
■シー マスター ダイバー 300M 007エディション 210.92.42.20.01.001
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シー マスター ダイバー 300M 007エディション 210.92.42.20.01.001の仕様:
直径:42mm
ムーブメント:自動巻き(キャリバーオメガ8806)
パワーリザーブ:約55時間
防水:30気圧(300m)
映画「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」で、ジェームズ・ボンドが使用している腕時計と同じデザインのモデルです。ブラウンのアルミニウム製文字盤に、ブラウンのチタン製ケースを組み合わせています。
ケースサイズは、他のシー マスター ダイバー 300Mに比べて小さめです。ストラップには、軽くて通気性の良いNATOストラップを採用しています。
■シー マスター ダイバー 300M 210.30.42.20.01.001
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シー マスター ダイバー 300M 210.30.42.20.01.001の仕様:
直径:42mm
ムーブメント:自動巻き(キャリバーオメガ8800)
パワーリザーブ:約55時間
防水:30気圧(300m)
2018年頃に登場したブラックセラミックに、波模様を描いた文字盤が特徴的なモデルです。ブラックセラミック製の逆回転防止ベゼルには、ホワイトエナメルで目盛りが描かれています。
日付表示窓は6時の位置です。クロノグラフ機能を搭載しておらず、見やすいデザインになっています。
■シー マスター シーマスター 300M 234.92.41.21.10.001
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シー マスター シー マスター 300M 234.92.41.21.10.001の仕様:
直径:41mm
ムーブメント:自動巻き(キャリバーオメガ8912)
パワーリザーブ:約60時間
防水:30気圧(300m)
ブラウンの文字盤にブラウンゴールドカラーの針とインデックスを組み合わせた2021年4月の新作モデルです。コーアクシャル機構を搭載したマスタークロノ メーターに合格したムーブメントは、オメガのシー マスター 300Mでマスターコーアクシャル機構と同程度の機能を持っています。
ケースと逆回転防止ベゼルは、ブロンズゴールド製です。目盛りが振ってあるベゼリングの部分には、ブラウンセラミックを使用しています。
■シー マスター シー マスター 300M 234.30.41.21.03.001
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シー マスター シー マスター 300M 234.30.41.21.03.001の仕様:
直径:41mm
ムーブメント:自動巻き(キャリバーオメガ8912)
パワーリザーブ:約60時間
防水:30気圧(300m)
ブルーの文字盤にヴィンテージカラーの針とインデックスを組み合わせた2021年新作モデルです。オメガのシー マスター300Mで、マスターコーアクシャル機構と同じく15000ガウスに耐えられるムーブメントを搭載しています。
ケースはステンレススチール製です。逆回転防止ベゼルには、ブルーの被膜でコーティングしたアルミニウムを使用しています。
【まとめ】
今回はオメガシー マスターの魅力と注目モデルを紹介しました。オメガシー マスターは、種類の豊富さと使いやすさが魅力的なコレクションです。
オメガシー マスターは、オリンピックや映画007などのコラボレーションモデルも多いです。今後もシー マスターの新作には注目することをオススメします。