アクセサリーのように楽しめる!カルティエおすすめ10選!
カルティエは、元々ジュエリーメーカーとして創業した企業です。カルティエの時計は、シンプルですが独特のデザインが高い評価を得ています。
今回は、カルティエの中でも人気の高い3種類のモデルから弊社が厳選して10本の腕時計を紹介します。この記事を読んで自分に適したモデル選びの参考にしてください。
ジュエリーメーカーがなぜ腕時計?カルティエと腕時計の関係
ジュエリーメーカーとして創業したカルティエは、腕時計の歴史になくてはならない存在になりました。まずは、カルティエと腕時計の関係を説明していきます。
ジュエリーメーカーのカルティエが腕時計を作った!?
カルティエは、1847年にジュエリー工房としてフランスのパリで創業しました。カルティエが生み出すジュエリーは、上流階級を中心に愛されながら成長していきます。
1899年にカルティエの経営者であるルイ・カルティエは、あるパーティでサントス・デュモンに会いました。デュモンは、カルティエに飛行機を操縦しながら使いやすい時計の製作を依頼します。
19世紀当時は、懐中時計が主流でした。腕時計もありましたが、小さな時計にブレスレットをつけたタイプが多かったようです。腕時計は、高貴な女性の装飾品として扱われていました。男性は懐中時計を使用するのが一般的でしたが、飛行機の操縦中だと使いづらかったのが依頼理由です。
依頼をされたカルティエは、1904年に世界初の男性用腕時計を開発します。シンプルな文字盤にレザーストラップというつくりで男性がつけやすいタイプにしました。
腕時計には様々な機能や装飾品をつけたタイプのものも多いですが、シンプルな腕時計の歴史はカルティエから始まったといわれています。
カルティエと戦争
第一次世界大戦が終結して間もない1919年にカルティエは、新しいモデルを発表します。四角形のケースが特徴的な「タンク」です。タンクは、戦車のことで第一次世界大戦にはじめて使用されています。このときのタンクの功績を称えて、モデルの名称に使用しました。
カルティエと防水時計
カルティエは1930年代になるとマラケシュ太守のエル・シャヴィから「プールで使える腕時計が欲しい」と依頼を受けます。そのときに開発されたのが、角形ケースの防水腕時計です。
その後のカルティエは、ケースをラウンド型にするなどデザインの変更をして1973年に防水腕時計「パシャ」を発表しました。「パシャ」のデザインは、「バロン ブルー ドゥ カルティエ」等でも見ることができます。
四角形の文字盤がシンプルながら個性的なデザインの「タンク ソロ」
タンクの中でも特にシンプルなデザインが魅力の「タンク ソロ」の時計を紹介します。タンクソロは、SM・LM・XLと3種類からサイズが選べます。
カルティエ タンク ソロ SM WSTA0030
ケースサイズ:31mm×24.4mm
ケースの厚さ:5.55mm
ムーブメント:クォーツ
シルバーの文字盤にブルースチール製の長針・短針が特徴のモデルです。ケースもステンレススチールでできています。
リューズの側面は、パール状の飾りが取り付けられています。先端に取り付けられている青い石は、シンセティックスピネルです。
シンセティックとは、合成石のことを指します。人工的に作られた宝石のひとつで、天然石と同じ化学組成・結晶構造をしているのが特徴になります。
ストラップは、ブラックのカーフです。生後6ヵ月未満の子牛の革はなめらかな付け心地となっています。
カルティエ タンク ソロ SM W5200013
ケースサイズ:31mm×24.4mm
ケースの厚さ:5.55mm
ムーブメント:クォーツ
シルバーの文字盤にステンレススチール製のケース・ブレスレットが特徴的なモデルです。パール状の飾りがついたリューズにシンセティックスピネルが輝いています。
ブレスレットは、コマが横に3つ並んだ3連リンクです。3連リンクは、金属製ブレスレットの中でも比較的長さの調節がしやすいといわれています。
カルティエ タンク ソロ LM WSTA0028
ケースサイズ:34.8mm×27.4mm
ケースの厚さ:5.55mm
ムーブメント:クォーツ
シルバーの文字盤とブルースチール製の剣型針が特徴のモデルです。ステンレススチール製のケースに、リューズに取り付けられたシンセティックスピネルが輝いています。
ストラップは、ブラックのカーフです。カーフは、肌触りがなめらかで腕に馴染みやすいつくりになっています。
LMは、男性向けのサイズですが女性も装着可能です。似たデザインでサイズ違いもあるので、ペアウォッチにも適しています。
カルティエ タンク ソロ LM W5200014
ケースサイズ:34.8mm×27.4mm
ケースの厚さ:5.55mm
ムーブメント:クォーツ
シルバーの文字盤にブルースチールの剣型針が映えるデザインです。ケース・ブレスレットは、スレンレススチールが使われています。
リューズについているのは、シンセティックスピネルで銀色のリューズに青い石が輝きます。ケースサイズはLMで、文字盤が少し大きくなったので視認性が高くなります。
カルティエ タンク ソロ SM W5200024
ケースサイズ:31mm×24.4mm
ケースの厚さ:5.55mm
ムーブメント:クォーツ
18Kピンクゴールドとステンレススチールを組み合わせたモデルです。ケースも18Kピンクゴールドとステンレススチールを組み合わせたもので、やや赤みを帯びています。
リューズも18Kピンクゴールド製です。シンセティックスピネルがアクセントとなっています。ブルースチール製の針は短針・長針の2本のみです。シルバーの文字盤に映えます。
ストラップは、汗に強いブラウンのアリゲーターです。黄色のステッチがさらに高級感を生み出しています。
カルティエ タンク ソロ XL W5200028
ケースサイズ:31mm×40.85mm
ケースの厚さ:7.8mm
ムーブメント:自動巻き
腕につけている間自動的にゼンマイが巻かれるタイプです。ケース・ブレスレットは、ステンレススチール製になっています。
ブルースチール製の針は、短針・長針・秒針の3種類です。シルバーの文字盤の6時の位置には日付表示窓がついています。
パール状の装飾が付いたリューズについているのは、シンセティックスピネルです。シルバーに青色が映えるデザインとなっています。
XLは、タンク ソロの中で最も大きなサイズです。大きな時計は存在感が魅力のひとつになります。
カルティエ タンク ソロ XL WSTA0029
ケースサイズ:31mm×40.85mm
ケースの厚さ:7.65mm
ムーブメント:自動巻き
自動巻きの腕時計で、文字盤の6時の位置には日付表示窓が付いています。ブルースチール製の短針・長針・秒針があるので、時間の把握が容易になります。
ケースは、ステンレススチール製です。リューズには、シンセティックスピネルがついています。
ストラップには、ブラックのカーフスキンが使われています。腕に馴染みやすい構造なので、場所を選ばずに使用できると思います。
風船のように丸みを帯びた バロン ブルー ドゥ カルティエ
「バロン ブルー ドゥ カルティエ」は、2007年から発売開始されたモデルです。タンクに比べると比較的新しいモデルになります。
バロンは、「風船」という意味です。文字盤を保護するガラス盤は、凸レンズのように膨らんでいます。
「バロン ブルー ドゥ カルティエ」のもうひとつの特徴が、リューズとリューズプロテクターです。
球体状のリューズを覆うようにリューズプロテクターがつけられています。
バロン ブルー ドゥ カルティエ W6920100
直径:33mm
ケースの厚さ:9.96mm
ムーブメント:自動巻き
2014年頃に発売されたモデルです。ピンクの文字盤には放射線状にギョーシェ彫りが施されています。
文字盤に印字されたローマ数字は、シルバーです。短針・長針・秒針は、ブルースチールでできています。
リューズは、球体状で溝が入っています。リューズに埋め込まれたシンセティックスピネルがアクセントになっています。
ケース・ブレスレットは、ステンレススチール製です。ケース・ブレスレットが銀色に輝くのでアクセサリーのような印象になります。
バロン ブルー ドゥ カルティエ W69010Z4
直径:28mm
ケースの厚さ:9.35mm
ムーブメント:クォーツ
シルバーの文字盤・ケース・ストラップが特徴のモデルです。縦に溝が入ったリューズには、シンセティックスピネルがついています。
ブルースチール製の針は短針・長針の2種類です。時間は、ローマ数字で記載されている仕様なのでシンプルなデザインになっています。
ステンレススチール製のブレスレットは、細めの3連リンクです。長さの調節が容易なので、腕になじみやすくなっています。
シンプルなデザインで時を刻み続ける ロンド ソロ ドゥ カルティエ
「ロンド ソロ ドゥ カルティエ」は、シンプルでクラシカルなラウンドケースと文字盤が特徴のモデルです。
シンプルなデザインの中にカルティエらしいロゴやローマ数字とブルースチールの針などが取り入れられています。
ここでは、ロンド ソロ ドゥ カルティエの中でも男女問わず利用できるタイプの腕時計を紹介します。
ロンド ソロ ドゥ カルティエ W6701004
直径:29.5mm
ケースの厚さ:6.35mm
ムーブメント:クォーツ
シルバーの文字盤・ケース・ブレスレットが特徴のモデルです。ブルースチール製の針は、短針と長針のみになっています。
文字盤の内側は、13から24までアラビア数字がふられています。1から12までは、ローマ数字が配置されています。
パール状のリューズについているのは、シンセティックスピネルです。シンプルなデザインなのでスピネルの青が目立ちます。
ステンレススチール製のストラップは、やや太めです。コマが横に3つ並んだ3連リングなので、長さの調節が容易にできます。
まとめ
今回は、カルティエの腕時計を紹介しました。カルティエは世界ではじめて腕時計を開発したといわれています。
カルティエの時計は、ケースの形も四角形・ラウンド型など様々です。リューズに宝石が取り付けられているのも特徴のひとつになります。
参考:1
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