おすすめ日本製腕時計4選をご紹介!
世界中で作られている腕時計ですが、日本人にとって日本製がおすすめなのは言うまでもなく輸入というワンクッションを置かなくて良いという点にあります。もともと高性能・高品質で知られる日本の機械製品です。そこに輸送・通関コストをかけなくて良いというのは、日本に住む者の特権と言えるでしょう。ここでは、有名メーカーを4社ピックアップしてご紹介します。
カシオ
カシオの腕時計といえば、まず思い浮かぶのがG-Shockではないでしょうか。軍用として用いられるぐらい、タフな時計として知られています。価格帯も1万円ぐらいから限定モデルでは数十万円のものまで幅広くラインナップされています。一方、チープカシオとして知られるカシオスタンダードシリーズは数千円で購入できる上、落ち着いたデザインで気軽に複数を付け替えることができます。さらに、上位モデルのオシアナスシリーズは10~20万円台を中心にした価格設定で、多局対応型ソーラー電波時計という高機能を誇っています。
シチズン
セイコーと並んで日本製 腕時計ブランドの双璧をなすシチズンは、腕時計単体での売上こそセイコーに次ぐ第2位ですが、ムーブメントの製造台数は世界一になったこともあり、2020年現在でも世界のおよそ30%のシェアを誇っています。腕時計のブランドも数多くありますが、注目したいのは太陽電池とBluetooth搭載のエコ・ドライブ Bluetoothシリーズです。スマートフォンとのリンクとアナログ時計の両立、そしてケーブルによる充電からの解放が特徴と言えます。価格帯はメンズモデルでだいたい10万円前後です。
上位機種としては80万円~200万円程度のザ・シチズンがあります。逆に、ベーシックモデルとしては3万円台から求められるCitizenコレクションがありますが、いずれもシチズンらしい優れたデザインの腕時計です。
オリエント
オリエント時計は国産腕時計の中にあって、機械式時計にこだわり続けた会社です。しかし、2017年にエプソンに吸収され、会社としては休眠状態に入りました。それでも、時計ブランドは今も健在です。機械式腕時計をリリースし続けていますので、機械式腕時計にこだわりがある人は是非チェックしてみましょう。どちらも3万円台を中心にしたクラシックコレクションとコンテンポラリーコレクションはデザインの好みで選べます。少し上の5万円台を中心にしたスポーツコレクションはプライベートなシーンにぴったりでしょう。
セイコー
国産腕時計の代表格とも言えるセイコー腕時計は非常に幅広いラインナップを誇ります。5万円台のベーシックモデルから上は1,000万円台にまで及ぶグランドセイコーのシリーズまで、価格帯も大変広くなっています。また、機能的なバリエーションもソーラー電波やGPS機能などカシオに勝るとも劣らないハイスペックぶりです。あまりに種類が多いため、一口に「セイコーの腕時計」とまとめてしまうには無理がありますが、時計好きなら一度はラインナップを見てみる価値があるでしょう。
腕時計を持つなら国産がおすすめ
外国製の高級時計とは異なり、日本製の高級腕時計には宝石をあしらったものがあまりありません。もちろん貴金属を素材に使ったものはありますが、宝石ほど派手な印象はないでしょう。その奥ゆかしさも日本製腕時計の魅力と言えます。物の本質と価値を知る人が持つ腕時計として、国産腕時計は知的なステータスシンボルと言えるでしょう。