投資をするならこの腕時計！海外人気ブランドBEST5！
品質の高い腕時計は、丁寧に扱い手入れをすれば長い期間使うことができます。有名なブランドは愛好家も多いので高値で取引されるモデルも少なくありません。名門の海外ブランドには、数十万円から数百万円のものまであります。この記事を読んで、購入する前に人気の理由や抑えておきたいシリーズを理解してください。
【輝く王冠 ロレックス】
ロレックスは、1905年にスイスで創業しました。王冠のロゴマークやメルセデス針は、日本でも有名です。防水性を高める「オイスターケース」「自動巻き」「日付表示機能」は、ロレックスが発明したと言われています。ロレックスの技術が詰め込まれたシリーズを紹介していきます。
■シンプルなデザイン デイトジャスト
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デイトジャストは、1945年に誕生しました。3時の位置に日付を表示する機能を取り入れたのは、デイトジャストが最初だと言われています。1953年から日付表示窓のクリスタルにサイクロップレンズが採用されました。サイクロップレンズが導入されたので、日付が拡大されて見やすくなっています。
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■スポーティに決める コスモグラフ デイトナ
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コスモグラフ デイトナは、1963年に誕生したシリーズです。カーレーサー向けに作られたシリーズで、ベゼルの部分には速度計測に役立つタキメーターが搭載されています。クロノグラフ機能を搭載したシリーズは、ロレックスの中では珍しい存在です。文字盤には「30分積算計」「12時間積算計」「スモールセコンド」が搭載されています。クロノグラフ機能に欠かせないボタンに使われているのは、垂直クラッチです。カチッとした音が楽しめて、ディスクに負荷をかけないというメリットもあります。
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■ダイバーのために サブマリーナー
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サブマリーナーは、1953年に誕生しました。10気圧（100m）防水性能を備えていて、世界初のダイバーズウォッチのひとつと言われています。防水性は、その後さらに向上して現在は30気圧（300m）防水性能を備えるようになりました。シリーズ発売当初から採用されてきた逆回転防止ベゼルも、潜水時間をはかるのに欠かせません。海の中でも見やすいように、針やインデックスは大きめです。針とインデックスは、暗い所で青く光る塗料が使われています。
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【NASAも認める高性能 オメガ】
オメガは、1848年にスイスで創業したブランドです。オリンピックでもたびたび使われているので、日本でも広く知られています。オメガの腕時計は、コーアクシャル機構を搭載しているので、コストパフォーマンスが高いのが特徴です。ここでは、NASAも認めたオメガの魅力を紹介していきます。
■オメガとスポーツの深い関係
オメガは、1932年のロサンゼルス五輪で初めてオフィシャルタイムキーパーを務めました。2019年までに28回も選出されています。「ゴルフ」「スイミング」「陸上競技」「ボブスレー」「セーリング」との関係も深くなっています。各競技大会の公式時計に選ばれていることも多いので、スポーツに欠かせない存在になっています。
■長持ちの秘訣 コーアクシャル機構
オメガだけが採用している技術に、コーアクシャル機構があります。コーアクシャル機構は、ムーブメント内のパーツの摩耗を防ぐ仕組みのことです。ゼンマイで動く機械式時計は、3年から5年に1回オーバーホール（分解掃除）をする必要があります。使い続けていると油が切れてパーツが摩耗するのが主な理由です。オメガのムーブメントは、摩耗が少ないのでオーバーホールの間隔も長くなります。オーバーホールにかかる費用が少なくなるので、コストパフォーマンスが高いといえます。
■NASA公式 スピードマスター ムーンウォッチ
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スピードマスターは、1957年にカーレーサー向けに製造されました。タキメーターと12時間まではかれるクロノグラフ機能を搭載しています。1950年代後半は、ちょうどNASA（アメリカ航空宇宙局）がアポロ計画を推進していた時期でした。NASAがテストした中で、合格したのはオメガのスピードマスターだけです。以来NASAでは、スピードマスターが公式腕時計として採用されています。ムーンウォッチのムーブメントは、宇宙空間でも使いやすい手巻き式です。
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【スイス最高級のブランド パテックフィリップ】
「パテックフィリップ」「オーデマ・ピゲ」「ヴァシュロン・コンスタンタン」は、歴史の深さと技術の高さから「世界三大腕時計ブランド」と呼ばれています。その中でもパテックフィリップは、飛び抜けた存在になります。ここでは、パテックフィリップのこだわりと人気のシリーズを紹介していきます。価格は高めですが、一生ものと言っても過言ではありません。
■最高級品の証 パテックフィリップシールとは？
パテックフィリップのムーブメントには、2009年から「PP」と刻印が入るようになりました。「PP」の印が付いているのは、自社独自の規定「パテックフィリップシール」に合格したモデルだけです。2008年以前は「ジュネーブシール」の刻印がありました。「ジュネーブシール」は、600時間のテスト時間と12時間の条件に合格すると付く印で、最高級スイス時計の証と言われています。パテックフィリップシールは、ムーブメントだけでなくケースや文字盤なども品質規定の対象です。時計業界で最も厳しい品質規定と言われています。
■丁寧な仕上げが高級感を生む
パテックフィリップが、最高級モデルと言われる理由は作業工程にあります。「文字盤」「ケース」「ムーブメント」の製造に多くの時間を費やしています。例えば、文字盤に「ギョーシェ彫り」を施すときに使う機会には説明書がありません。職人の経験と技術が求められます。ケースは、機会で大まかな形を作った後に手作業で整えるのですが、機会で加工した跡は残っていません。職人の手作業できれいな作品が作られているので、価値も高まります。
■最高級のスポーツモデル ノーチラス
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本格スポーツウォッチシリーズのノーチラスは、1976年に誕生しました。潜水艦の舷窓（げんそう）をモチーフにしています。ノーチラスは、ゆるやかなカーブを描いた八角形のケースとケースの側面に付いた「耳」が特徴です。ケース側面にある突起は、防水機能を高めるために付けられています。逆回転防止ベゼルが付いていないので、インデックスの形もシンプルです。ビジネスシーンでもダイビングでも使いやすいデザインになっています。
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【力強いデザイン パネライ】
パネライは、1860年にイタリアで創業しました。「デカ厚ブーム」のけん引役で、30代以降の男性に愛用者が多いブランドのひとつです。ここでは、パネライの魅力と人気シリーズを紹介していきます。文字盤が、特徴的で暗い所でも使いやすくなっています。
■サンドイッチ文字盤が光を強くする
パネライの特徴としてあげられるのが、サンドイッチ構造です。蓄光塗料を塗った文字盤の上に数字やインデックスをくりぬいた文字盤を重ねています。サンドイッチ構造にすると数字に蓄光塗料を塗るよりも、多くの蓄光塗料を使うことが可能です。蓄光塗料の質も高いので、暗い所で強く光ります。
■パネライがデカ厚ブームを生み出した？
腕時計界では、1990年代後半に「デカ厚時計」ブームが起きました。ブームの火付け役と言われているのが、パネライです。パネライの時計は、直径47mmのモデルが多くなっています。直径35mmから40mmの時計が多い中で、直径47mmの時計は存在感があります。パネライは、イタリア海軍特殊部隊向けに丈夫で見やすい時計を作っていました。「デカ厚」ブームが起きてから、軍隊向けに作られた時計の人気が高まっています。
■豊富なデザイン ルミノール
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ルミノールは、1993年に民間向けに発売したシリーズです。ケース側面には「ロックレバー式リューズプロテクター」が付いています。ルミノールには「マリーナー」「レフトバンド」など派生モデルが多くなっています。革製ストラップとラバーストラップを、採用したモデルがあります。
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【独自のデザインを追求 カルティエ】
カルティエは、1847年にフランスで創業しました。素材を活かしたジュエリーを数多く生み出しているので、フランス王国エドワード7世に「宝石商の王」と称賛されています。腕時計も製造していますが、そのデザインは独特です。スイスブランドにはない魅力が詰まっています。
■カルティエの腕時計は独創的
一般的な腕時計は、ラウンド型やレクタングル型が一般的です。カルティエの腕時計は、芸術作品のようなシリーズが存在します。「青い風船」の意味を持つ「バロンブルー」は、ケースからリューズガードまで丸にこだわったシリーズです。ゆがんだ形の「クラッシュ」や、ケースとプロテクターがチェーンでつながった「パシャ」などもあります。
■サイズの表現も独特
カルティエは、サイズの表現も他のブランドと異なります。サイズは、小さい順に「XS」「SM」「MM」「LM」「XL」の5段階です。同じデザインでサイズのみ違うモデルも多くなっています。ペアで揃えやすいのもカルティエの魅力のひとつです。
■ファッションに取り入れやすい タンク
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独創的なデザインが多いカルティエの中で、レクタングル（長方形）型のタンクはファッションに取り入れやすいシリーズです。タンクは戦車をイメージしています。インデックスには、アラビア数字を取り入れていることが多くなっています。薄型の「タンク ソロ」や、ジュエリーのような「タンク フランセーズ」などもあります。
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【まとめ】
今回は、海外の人気ブランドの特徴を紹介しました。それぞれのブランドの価格帯は、数十万円～数百万円のモデルが多くなっています。高品質の腕時計は、定期的にオーバーホール（分解掃除）をおこなえば長い年月使い続けることができます。珍しいモデルの中には、定価より高い金額で取引されている腕時計も存在します。
