ボールウォッチ 腕時計
1879年に、創業者であるウェブスター・クレイ・ボールの名を冠したボール・ウォッチは、鉄道用時計を製作しました。外観の美しさと、ムーブメントの精度の高さから、その名は広く知れわたるようになったのです。そして、独自の開発により誕生した外装や内部機構、そしてデザイン性の高さが、時計愛好家たちの人気を集めました。この記事では、そのなかでも、特に代表的な1品について解説しています。
エンジニアハイドロカーボンオリジナルDM2118B-S1CJ-BKは、ボール・ウォッチの人気シリーズであるエンジニアハイドロカーボンシリーズとして登場し、ハイレベルな防水性と耐衝撃性、帯磁性を備えています。そして、この腕時計にはボール・ウォッチの機能が満載されています。「スプリングロック耐震システム」は、特殊技術により誕生したシステムで、衝撃が起きたときにヒゲゼンマイへの衝撃を緩和することで、不安定になりやすい時計の精度を安定させています。また、「スプリングシール耐震システム」により、僅かな時計の遅れや進みも微調整してくれます。ボール・ウォッチの精度の高さは、独自に研究を重ね、時計の正確性を高め続けたからなのです。
腕時計を選ぶときには、デザインも大切ですが、本来の役割である、時刻を正確に知らせる役目が果たされていなければ意味がありません。そして、腕時計は僅かな衝撃や振動により、微妙なズレが生じてしまうことがあります。その小さなズレが、大きなトラブルへと発展する可能性もあるのです。時計本来の役割を果たすために必要な技術を、ボール・ウォッチは生み出したのです。