パトリモニー

ヴァシュロンコンスタンタン パトリモニー 腕時計

メンズ腕時計としても高い人気を誇っているのがヴァシュロンコンスタンタンです。スイスのジュネーヴを本拠地とする時計メーカーで、パテック・フィリップ、オーデマ・ピゲと並び世界三大高級時計メーカーの一角を担っています。スイス腕時計の中のスイス腕時計といえるでしょう。

複雑な機構を持つ機械式時計や宝石を贅沢に使った宝飾時計といったものでもよく知られています。現在ではスイスのリシュモングループの傘下となっています。そんなヴァシュロンコンスタンタンにはいくつかのコレクションがあるのですが、そのひとつがパトリモニーです。パトリモニーはヴァシュロンコンスタンタンの伝統を受け継いでいるまさに正統派のコレクションとなっています。

そのため、華美な装飾といったものはなく、本当にシンプルな仕上がりになっています。無駄のない完成形といっても過言ではないでしょう。古くからあるコレクションのように思えるかもしれませんが、意外に新しいコレクションで初登場は2004年となっています。だからこそ、その中身は最先端となっています。

新品 ヴァシュロンコンスタンタン パトリモニー 腕時計

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ラウンドシェイプが美しい「ヴァシュロンコンスタンタン・パトリモニー」

ハイグレードなラインナップが並ぶ、ヴァシュロンコンスタンタンのコレクションの中でもこの「パトリモニー」は別格です。シックな配色と無駄なものを極力削ぎ落とし、ミニマリズムに基づく端正なデザインラインでこの時計は作られています。パトリモニーは同社が1950年代に着想を得た、「スリムなケース」が特徴です。しかし、薄い時計ケースの中でもこの手巻きムーブメントはパワーリザーブ65時間を誇ります。今回は同社のパトリモニーを詳しく紹介していきます。

・スリム化のための、手巻きムーブメント

パトリモニー最大の特徴はムーブメントに手巻きを採用していることです。もうひとつある機械式ムーブメントのスタイル「自動巻」と比較すると手の動きでネジを巻き上げる「ローター」が無い分、「手巻き」ムーブメントは機械構造を薄くすることができます。パトリモニーは時計自体を薄くするため手巻きを採用して、スリム化に成功しています。ケースは全てラウンドシェイプで、全体の雰囲気はエレガントで上品なデザインが特徴です。そしてケースのスリム化により、調和の取れたプロポーションに仕上げいます。伝統的なスタイル、2針、3針デザインの「正統派腕時計」は多くの人から支持されています。パトリモニーの上位コレクションに採用しているムーブメント、「キャリバー1731」はミニッツリピーター機能があってもケースの薄さはわずか3.9ミリです。一般的な自動巻の腕時計のケース厚みは10ミリ以上のものがほとんどであることからも、このキャリバーの薄さが実感できます。

・腕時計のマテリアルにもこだわった時計製造

ハイグレードなコレクション、パトリモニーはその素材にもこだわった時計づくりが特徴です。最上位機種、「パトリモニー・エクスフラット・ミニットリピーター」はケース素材にプラチナ950を採用しています。純度をより高めたプラチナ950は一般的なプラチナ900よりも変色が無く、時間の経過によって時計の雰囲気を損ないません。また手首の上でほぼ一日巻いている腕時計は素材と肌が密着する時間が長くなります。プラチナ950は金属アレルギーの心配はほとんど無く安心して、腕時計を装着することができます。そんなヴァシュロンコンスタンタンの時計職人らしいこだわりが、全てに体現されている腕時計です。

・世界三大ブランドの最上位機種

世界三大時計ブランドのひとつといわれる、ヴァシュロンコンスタンタンのパトリモニーは最上位にあたります。伝統に基づいた時計づくりで時計の全てに最高の素材と部品を使い、熟練度の高い時計職人たちが手作業でジュネーブで時計を製造しています。そのためほとんどのパトリモニーのモデルの価格は「お問い合わせ」とブランド公式に表記されているのが特徴です。最も低価格なモデルであっても200万円を下回るものはありません。名門時計ブランドの中で、最もハイグレードな腕時計であることが、パトリモニー最大の魅力です。

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