ミドー 腕時計
1918年にジョージ・シャレンによって設立され、スイス北西部のル・ロックルを拠点としている腕時計ブランドが、ミドーです。1985年以降は、オメガなどの腕時計ブランドを傘下に持つ、スウォッチ・グループの一員として活動しています。スペイン語の「私は計測する」といった意味を持つ腕時計ブランドとして、最新のファッションセンスにとらわれない、洗練されたデザインを採用しています。加えて、ゼンマイによって時刻を調整する、機械式時計に絞って販売しているという特徴もあります。
ミドーが販売している腕時計の代表的なラインナップに、1934年に発売された「マルチフォート」があります。防水性や耐磁性を兼ね備えた自動巻きタイプの腕時計として、ミドーというブランドの知名度を高めました。その後、1976年に発売され、現在におけるミドーブランドの腕時計として知られる、「バロンチェッリ」など、複数のブランドを生み出しています。「バロンチェッリ」と「コマンダー2」には、スイスクロノメーター検定協会認定の、クロノメーターモデルも存在します。
スウォッチ・グループは、スイスを始めとして、日本など世界各地にブランド販売店を展開しています。スウォッチ・グループを通じて、日本国内においても東京や大阪などの主要都市にて、ミドーブランドの腕時計が購入できます。
新品 ミドー 腕時計
時代に流されないデザインのミドー
時代に流されないデザインのミドー
スイスのル・ロックルに拠点を置くミドー。時代や流行にはとらわれない独自のデザインを採用し、洗練された腕時計は人気を集めています。あえて流行に流されないデザインにすることで、長く使い続けられるのが特徴です。またミドーは防水パッキンシステムの先駆者としても知られ、デザインだけでなく機能面でも抜群の信頼を寄せられています。そこで2018年に創立100周年を迎えたミドーの歴史や魅力、代表的なモデルなどについて詳しく解説します。
ミドーの歴史とは
ミドーが設立されたのは1918年で、その歴史は100年以上あります。ミドーは1918年11月にジョージ・シャーレンによって、スイスの地で誕生しました。会社名を「シャーレン&カンパニー」とし、ブランド名はスペイン語で「私は測る」という意味のミドーと名付けられました。1934年には自動巻きの「マルチフォート」が発表され、世界中に自動巻き時計の存在を知らしめたのです。この自動巻き時計は防水性が高く、耐衝撃性や耐磁性にも優れていました。この自動巻き時計の誕生によって、ブランドの道しるべの一つが見つかります。 1954年には腕時計に使われる部品を17個から7個まで減らし、駆動時間を増やすことにも成功します。1959年には「オーシャンスター」が発表され、単一のシェルケースが導入されたのです。シェルケースの導入によって裏側の防水性を高めることができ、水に強い腕時計が出来上がりました。
ミドーの魅力とは
ミドーの最大の魅力は、シンプルなデザインを意識しているところです。あえてシンプルなデザインにすることで上品さや気品が生まれ、着けている人の魅力を引き出してくれます。ファッションの邪魔にもならず、トレンドか移り変わってもミドーの腕時計は長く愛用することが出来るのです。
代表的なモデル
ミドーの代表的なモデルにはマルチフォートやバロンチェッリ、コマンダーがあります。マルチフォートは半回転自動巻き時計で、1934年に誕生しています。自動巻き時計の先駆者的な存在で、ミドー製品の中でも主力商品として知られています。都会的な洗練されたデザインで、流行に左右されないことから長く使っていても違和感がありません。「力強さとエネルギー」をテーマに、いつの時代も愛されているモデルです。 バロンチェッリはクラシカルなイメージのある腕時計で、どこか懐かしさを感じられます。クラシックな建造物からインスピレーションを受けたというデザインで、男女問わず幅広い年代の人が使える見た目です。シンプルだけど気品があり、ビジネスシーンでも活躍してくれます。コマンダーはパリのエッフェル塔をイメージして作られたもので、ブランドを代表する腕時計でもあります。1959年の誕生以来、毎年生産されているほど人気が高い商品です。
消費者を裏切らないミドーの腕時計
ブランドによってはホームページやカタログで画像を見てから実物の腕時計を見ると、違和感を感じたり色合いが違っていることに気が付くことがあるかもしれません。ですがミドーの腕時計は画像と同じように輝きを放ち、購入する人たちの期待を裏切らない仕上がりになっています。実物を見てもガッカリすることはほとんどなく、よりミドーの良さに気付けるような腕時計を発売しているのです。まとまりのあるデザインで、腕に着けても違和感がないのは嬉しいポイントです。