ミドー オーシャンスター 腕時計

ミドーオーシャンスターは防水性能と精密度合いのバランスに優れている

防水性能に定評があるミドーオーシャンスターは、潜水や高飛び込みに耐えられる高品質な腕時計として知られています。そして、ダイバーウォッチコレクションを支えている確かな技術には、長年培われた独自の技術が惜しみなく注がれている状況です。では、ミドーオーシャンスターはどのような方向性で防水腕時計として進化し続けているのでしょうか。誕生からこれまで受け継がれている哲学や精神を知れば、高品質な製品を提供し続ける方針を採用している理由が分かります。

防水パッキンシステムの先駆け

かつて腕時計を悩ませていた内部へ侵入する水滴の存在は、腕時計が劣化して使い物にならなくなってしまう原因でした。このため、マリンスポーツを楽しむ時には腕時計を外して行うことが定番だったわけです。そこで、防水性能を搭載したコルクを防水パッキンとして採用した独自のリューズシステムは、腕時計に入り込む水を防ぐ機能を1930年代に登場させています。現在主に使われているOリングが採用される1960年代まで使われてきた防水システムを最初に作ったのがミドーでした。

高い防水性能に特徴がある

ミドーにより腕時計を水場でも使える状態に進化させた結果として、マリンスポーツを行っていても水漏れしない高い防水性能を誇る製品としてミドーオーシャンスターが開発されました。始めは防水という点のみに注力していた機械式腕時計であっても、防水性能アップにより内部に入り込む砂や不純物も同時に防げるようになったわけです。このため、高い防水性能をさらに追求した結果として、ダイバーウォッチとしても採用可能な防水性能を獲得するに至りました。

極めて高い精度を機械式時計で実現

極めて高い防水性能に加えて、水圧がかかる場所で使い続けても精度が落ちない設計力は、ミドーオーシャンスターならではの精度を犠牲にしない時計作りの哲学によるものです。高さ20メートル以上から飛び込むクリフダイビングを行っても性能が維持されるだけの気密性と精度を実現しています。そして、メンテナンスさえしっかり行えば、世代を超えて使い続けることができる確かな品質を持った機械式腕時計としての地位をミドーオーシャンスターは獲得しているわけです。

記念モデルが作られるほど高い技術が受け継がれている

ミドーオーシャンスターは、20気圧防水と80時間パワーリザーブに対応した高品質機械式腕時計として75周年記念モデルが作られるほどの人気を誇ります。世代を超えて受け継がれる確かな品質があるからこそ、腕時計に完璧さを求める顧客からの支持を受け続けているわけです。贈答品としての注文も多数寄せられていますが、毎日使い続けるために一生モノの機械式腕時計が欲しいと考えている人にも手が届く人気の製品に変わりありません。