ブレゲ タイプ XX - XXI - XXII 腕時計
現代クロノグラフのパイオニアとなったブレゲが作るスポーツウォッチコレクションが、タイプ XX - XX1 - XX2です。元々フランス海軍航空部隊が使うために1950年代に開発された時計ですが、1955年に復刻して以降、民間用に製造され続けています。パイロットを想起するデザインはそのまま残り、機能美を失っていません。飛行中に続けて時計計測が必要なパイロットのために搭載されたクロノグラフのフライバック機能もそのままです。
キャリバーは584Qや589Fなどが使われ、パワーリザーブは約40~48時間です。ケースはステンレススティールを使ったものとチタンを使ったものがあり、金属アレルギーへの配慮が滲みます。
シースルーバックになっているタイプを選べば、複雑な内部機構を見て楽しめます。ブレゲは2006年にガンギ車とアンクルなどにシリコンを用いることを試み、サイド時計製造技術の向上に貢献しました。XX2のガンギ車とアンクル、ひげゼンマイには全てシリコンが使われています。